2011年4月22日金曜日

APMT6 PRE PARTY @ SUNDAY ISSUE



2011/4/30、CBCNETが主催するカンファレンス「APMT6」が開催される。江渡浩一郎、エキソニモ、セミトラ、ライゾマ齋藤社長、伊藤直樹、コンテンポラリー落語、クワクボリョウタ、松本弦人ら出演のカンファレンスがなんと3千円!司会はOAMAS!なんて激安!もう行くしかない!

夜は場所を渋谷WWWに移して、豪華ラインアップのオールナイトイベントを開催。渋谷慶一郎 x evalaによるATAK Dance Hall 90分ロングセットやメディアアーティスト平川紀道と野口久美子によるデュオTypingmonkeys、クリエイティブ・コモンズによるプロジェクトInfinity Loopsによるリミックスセッションなどなど目白押し!
詳細は以下をチェック。
http://www.apmt.jp/
http://www.facebook.com/event.php?eid=112112082204427

そこで、これに先駆け、4/23(sat)、渋谷SUNDAY ISSUEにてプレパーティを行います。内容はアーティスト/プログラマーの比嘉了+造形作家・音楽家の鈴木英倫子(すずえり)のコラボレーションライブ、1月に開催された『ATAK Dance Hall』でもVJを行ったISHII 2bit +SUZUKI Takashi (buffer Renaiss)によるビジュアル&ミュージックライブ、映像作家のtakcom&Takuya Hosoganeとゆかいな仲間達による「Tumblr会議」などを開催!

なんと入場無料!
是非お越しください。

■apmt6 pre party
日程:2011/4/23(sat)
時間:19:00~24:00
料金:無料(会場にて1ドリンクオーダー必須となります)
出演:Takafumi Tsuchiya(takcom)+Takuya Hosogane、比嘉了+すずえり、ISHII 2bit +SUZUKI Takashi (buffer Renaiss)、栗田洋介(CBCNET)他

■time table
19:00 開場
19:30 【1】栗田パイセンのAPMTトーク
20:10 【2】ISHII 2bit +SUZUKI Takashi (buffer Renaiss)のライブ
21:10 【3】Takcom&Takuya HosoganeのTumblrトーク
22:00 【4】比嘉了+すずえりのライブ
23:30 クローズ

2011年4月17日日曜日

日常とフィクション


そういえば、地震があった日から映画を一本も見ていない。いつまでも続くと思われた「終わりなき日常」が崩壊し、非日常が日常となった今、フィクションに何ができるのか?終わりなき日常のほうがむしろフィクションになってしまった。

西の方では、今も終わりなき日常が続いていると聞く。かつて、電力もガスも水道も無限であった。いくらでも電気を使った。電車は定刻どおりに動いていた。人は死ななかった。社会は発展していき、いつまでも豊かであった。住む家を追われる恐れもなかった。日本の製品は好意的に受け入れてくれると思っていた。存在意義を探すモラトリアムがリアリティを持っていた。いま東日本が見舞われている問題の大きさの前では、そんなものは霞んでしまう。

遠い遠いオマーンの国は、義援金は現地に届くのに時間がかかるから、被災地の工場に26億円分の浄水器を発注したという。あまりに素晴らしい支援に泣いた。これまでいた社会に復帰する実感が地元の人をすごく励ますだろう。転んだ人がいたので立ち上がるのを助けてあげた、みたいな、とてもシンプルで的確な感じがすごい。

みんな自分が何ができるかを考えている。でも「お前も何かやれ」って強制するのだけはやめたい。考えたくない人は全然考えなくていいと思う。バカの考え休むに似たりという言葉があるとおり、なんにもしない方がマシな場合も多いかもしれない。

これをきっかけに、共産主義とも資本主義とも違う、全体のことを考えられる社会ができたら、日本はほんとうに変われるのかもしれない。

2011年4月14日木曜日

デナイアル展示会


デナイアルシャツ初の展示会!




盛況で終了しました〜!



土曜は会場でつたない接客しました。ドッキドキ


今期一押し!ザッカーバーグT


モデルの飯沢さん

どっち?

「君が辛いと思う状況に陥っている状態のほうが、たくさんの人を楽しませるんだよ。だから辛い状況でいてください」って言われたら、さてどうする?

その場合、絶対に、他人の楽しさのことなど考えず、自分が心地よいと思う条件に行くことだけを追求するべきだ。楽しさは、誰かの犠牲の上にあるべきではない。ほんとうにその人を大切に思っているならば、どんなに自分の納得のいかない状態だろうと、その人が楽しいと思うところに解放してあげなくてはいけない。

幸せの条件は人それぞれだと言う。まるで人類の数だけ幸せのかたちがあるように思えるが、実は幸せのかたちというのはすごくワンパターンだ。300人知り合いがいるより、たった一人の理解者がいるほうが幸せだと思う人のほうが圧倒的に多い。

そこを思い違い、「自分の幸せとは理解者の存在である」と考えている人に、「君は300人の知り合いがいる使命があるんだから、理解者など求めるべきじゃない。それは間違っている。一生一人で居て下さい」と言ったなら、その人はものすごく傷つくだろう。

久々!!!鬱ブログ。

2011年4月4日月曜日

まるごとワサビをたべる方法

そういえばわたくし、山口で新しい才能が開花したのをご報告していなかった。

滞在最終日、YCAMみはら氏に「のん太鮨」という回転寿司店につれてってもらった。のん太鮨は「回る新鮮グルメ」をうたい文句にしている回転寿司屋。回転寿司というと冷凍ネタのオンパレードかと思いきや、ちゃんとしたにぎりが食べられる。柳井港魚市場から一日2回の直送しているというだけあって、どのネタも新鮮だ。特に旬の魚がネタになるから、季節感も感じられてとてもグッド。」と地元でも評判の名店である。


も〜〜〜なにたべてもおいしいんだこれが。鯛もまぐろもプリップリです。山口すごい。おいしい。安い。

メニューが豊富でどれもおいしい。で、某むりょうくんがメニューをみて「わさび巻きってのがあるから頼んでみたらどうですか」というので頼んでみた。わさびのスライスが載ってる鮨かな?と思って。

そしたらわさびの葉っぱの漬け物の鮨だった。これは想定外・・・こんなに葉っぱばっか食えませんよ・・

なんか失敗した気がする、とは思ったんだがもう終盤でみんなお腹いっぱいになっており、誰も食べてくれないのでがんばって食べる。「一度あれやってみたい。テレビでやってる罰ゲームで、一個だけワサビが入ってるのを当てる、みたいなやつ」と壮大な前ふりを自分でしてしまうと、そこにみはら氏が穴子に載せるためのワサビが一皿分余っていると差し出してくれた。粉ワサビじゃなくて、ちゃんと擦り下ろした香りの良いワサビだ。なんとは無しにワサビ巻きに載せてみた。



うむ。


ちょっと載せてもしょうがない。もうすこしもう少しと追加しているうちに出来上がったのがこれだ・・


このワサビ巻き、単体でもかなり辛い。そこに小皿一杯分のワサビを載せたのだから、食べたら一体どうなっちゃうのかしら・・。食べるべきか食べずにそっと立ち去るべきか、5分ほど逡巡し、残すのも悪いのでとりあえず食べてみることにした。

ゲホッ

すさまじい辛みが脳に響き渡る。これは自分ではコントロールできない衝撃だが、無様に吐きちらすような最悪の事態だけは避けたい。某むりょうくんは吐き出す用の皿をすっと出してくれる。だがお茶を飲もうと口をちょっと空けただけでむせそうになったので、わたしはすべての動きを停止することにした。不思議なことに、口を閉じて空気の流れを止めると全く辛みを感じないことにきがついた。人間の脳は、辛いものを舌に乗せるだけでは辛みを感じないのかもしれない。空気が入ることによって刺激を感じるのかも・・!口の隙間からお茶を流し込み、なるべくわさびが外気に触れないようにしながら飲み込んだ。さきほどまでの苦しみが嘘のようになくなった。精神は無我の境地に至り、体がやたらとほかほかして、テンションが超上がった。これはすごい・・!


ということで、もしあなたが大量のワサビを食べる羽目になったら、すぐに口を閉じて空気を入れず、液体ですみやかに飲み込むべきだ。このチャレンジは、あの無口な工場長がツイートしてくれたのでやった甲斐が充分にあったと思っている。ちなみに弟は「おれなんかワサビ一本食ったことあるぜ!」と言っていたので、アホは血筋のようである。

2011年4月3日日曜日

Raphael Saadiq - The answer

音楽ネタもうひとつ。ジャイルスのラジオでかかってたラファエル・サディークの曲がすんごいイイ!これまではあんまりピンとこなかったけど、「スティービーワンダーの再来」と言われるのも納得してきた。滋養に満ちた心動かされる曲だ。5月に発売されるアルバムは、スティービーの「インナービジョンズ」とかに匹敵するような名曲ぞろいのすんごいアルバムになりそう。

Little Dragon & PS22 Chorus

Little Dragon & PS22 Chorus "Twice"
KOOPなどのハウスユニットでゲストボーカルとして活躍していた日系スウェーデン人ユキミ・ナガノのユニット「リトル・ドラゴン」が、NYのちびっこコーラスグループプロジェクト「PS22 Chorus」とコラボ。名曲「twice」を一緒にうたってて、とてもすんばらしいのではりつけます。目をつぶると寒い夜空に輝く星が見えるような魔法のような曲だ。Little Dragon来日してほしいな。(ユキミナガノはホセ・ゴンザレスのガールフレンドだそうです。なんという癒し系カップル)

PS22 Chorusはちびっこがポップスやオルタナソングを合唱するというプロジェクト。MGMTとかフェニックスとかエミネムとか、教員の趣味としか思えない曲を歌っている。ちびっこの声ってかわいいよね。