2010年4月7日水曜日

マスターいつもの

世田谷に引っ越してから、行きつけの店というのができた。とても大人になった気分。しかし1軒は中目黒、もう1軒は恵比寿にあるため、立地的に微妙に生き辛いのだけどちょくちょく行ってしまう。

どちらも連れられていってまんまと好きになった。行きつけの店ってなんだろうと思っていたけど、そこの近くに行ったとき「あそこに寄りたいな」と思い出して、一人でもふらっと行っちゃうところだろうか。行けばだれか話せる人がいて、安心できる的な。大人になるとアウェイに乗り込むのが仕事になって、ホームがつくりづらい。取引先とかはもちろん、同じ会社でも異業種であってもついつい利害関係ができたりとか。そんな下界の利害関係とか上下関係を抜きにして、同じところに集う人で連帯感ができるのが行きつけの店パワーではなかろうか。けだし行きつけの店はユートピアであると。

で、仲良くなったからといってプライベートでもべたべた遊びたいってんじゃなくて、カウンターの中にいるその人に会いに行きたくなるというのが優秀なバーテンの条件なんだろうなと思う。そういうのってプロの仕事だなあ。

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