2009年3月31日火曜日

うさぎ




かわいいうさぎなどの画像を探してインターネットをさまようと、かわいい女子の写真がたくさん落ちている。ああ、世の中にはかわいい女子がこんなにたくさんいるんだ。と絶望的な気分になってくる。

そういうかわいい女子の写真を集めるのって、うさぎとか猫の画像を集める気持ちと変わらないんですかね。もしかして。それとも確実に異質なんですかね。わかりません。


中国の道路清掃車


こんなデートは嫌だ

2009年3月27日金曜日

PMSにて


PMSまっさかりです。どうすればいいですか?


着ぐるみを着ればいいかも?


それとも、寝袋で寝れば治るかな。

でも、「死にたい」は現代の南無阿弥陀仏だって説をタンブラーでみかけて、すごく納得した!!

オカンの手抜き料理あります


原宿はランチ砂漠。飲食店があることはあるが店が根付かないのでおいしいものが育たない。そのためランチに出かける際はほぼ毎回グレートバーガーに行くことになる。

会社の裏に知らないお弁当やさんがあると隣席のNさんに聞いて行ってみた。注文を受けるだけの狭い店先、厨房には5,60代のベテランおばちゃんたちが雁首をそろえてオーダーを待っている。

これはおふくろの味的なお弁当屋さんかしら?と思ったのだがどうもメニューの内容がおかしい。今日はからあげ弁当、チキンフライ弁当などが揃っていたが、付けあわせが圧倒的に不足しているためどのお弁当もブラウンカラー。揚げ物、米、ポテトサラダかなんか、以上!!その揚げ物も手作りには見えない。冷凍食品をただ乗っけているだけのようだ。惣菜なども作らないので巨大なフライがプラスチックの弁当箱に2つ突っ込まれている。

そこで踵を返すべきだったが、うどんなら大丈夫かもとめかぶと揚げ餅の載っているうどんを頼んでみた。もちろんインスタントだった。全体的に料理好きでないオカンの手抜き料理の雰囲気が漂っている。

オカンは営利目的ではないから手を抜いても仕方ない。しかし、いままで家族のために何十年もご飯を作ってきて、あまつさえプロとして厨房に立つ主婦(じゃないかもしれないが)がこれだけ作る食品に思い入れが沸かないというのは不思議すぎる。おいしいものを食べてもらいたいから他人にご飯を食べさせるお店をやるんじゃないのかな?

まあ、お店をやっているからプロ意識にあふれていると思うほうが甘いんだろう。それとももしかしてお弁当やをやらなくてはいけない黒い裏側が…?!モチベーションの低いおばちゃん、やっつけメニュー、テンションの低い厨房、その全てを解く鍵がカウンターにおいてあった「ノニジュース売ります」に隠されているのではないかとにらんでいる(適当)。

2009年3月26日木曜日

映画「トランスフォーマー」



ILMのVFXチームは、同時期に「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のVFX制作の依頼が来ていたが、スタッフのほとんどがトランスフォーマーのファンだったため、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の制作を蹴って本作を選んだ。

という小ネタを知り、それじゃあ面白いに違いないと思ってマイケル・ベイの「トランスフォーマー」を今頃見た。そしたらやっぱりものすごく面白くて驚きました。いままでマイケル・ベイってくわずぎらいだったんですけど、自分のギャラ削ってアメリカ撮影にこだわったり、役者に無茶苦茶を要求したり、けっこうこだわりの人だったんですね。しかも織り交ぜられた小ネタギャグがちゃんと笑える。超合金ロボットがEベイチェックしてるとか。今までみくびっててすみませんでした。

とにかくロボットのCGが超絶美しくてうっとり。ていうか車のロボットなのにえらくハンサム。それも歌舞伎顔系の。なぜならロボットのデザインはILMの日本人CGアーティスト山口圭二さんだから、らしい。最初のロボットデザイン会議の時、誰かが作ったデザインがすごく不細工で、山口さんが「国辱だ!!ちくしょうオレにやらせろ!!」と言って請け負ったそうだ。ロボットの部品、2万個ぐらいあるらしい。それが全部駆動するんだからとんでもないことになってます(と2年遅れで大興奮)。トランスフォーマーは子供のころにCMを見た記憶がぼんやりあるくらい。こんなに面白いなら見てればよかったわ。

2がたのしみ。次はロボットの個性とかも知れるといいです。

2009年3月24日火曜日

このままのスピードでエグザイルが増えていけば2040年に地球は滅亡する。


のんびり「フレンズ」シーズン3 チャンドラーがよりを戻した彼女。ジョーイはどうしても苦手の巻なんて見ていたら、恐ろしいニュースが飛び込んで来た。このままのスピードでエグザイルが増えていけば2040年に地球は滅亡するらしい。2009年に7人から倍の14人に増えたことを踏まえ、今後、年々倍加していくと想定のもと作成された表がこちらだそう。日本国民が全員エグザイルに加入しなければいけないとしたら・・・あなたはどうしますか?こんなこと思いついたのもすごいが、類似の数字がまたイカしてて最高です。

2009年3月23日月曜日

東京人でない人のためのもんじゃ講座

もんじゃってテレビの中のことかと思っていたが、東京のご家庭ではおうちでも食べるんだって!

まず汁を入れずに具を投入。

まぜまぜします。

丸い要塞を築きます。

中央に穴を開け、汁を投入。湖を作る神のような気持ちで。固まって来たら、大きいへらで具と汁を混ぜて丸く整えてください。

火が通ってプツプツしてきたら食べごろです。小さいヘラでこそげるように少しづつつまみましょう。ここで気をつけたいのが、小さいヘラはスプーンではないということです。ヘラで具材を押しつけたら、そのままヘラをひっくり返さずに口に運ぶのが江戸っ子流。「おめえさんわかってるじゃねえか!」と通にも好評をいただくはず。

講師:古今亭適当 ロケ地:すずめの御宿(円山町)

このすずめの御宿はいかがわしいホテルが立ち並ぶホテル街にあるエロいおみせ。平日は不倫カップルであふれているとかいないとか。カマンベールチーズがまるごと1個乗っかってるカマンベールもんじゃがおすすめ!あんこ玉もおすすめ!もんじゃ会では参加メンバー全員の頭の回転が早すぎてずっと腹筋が痛かった。楽しい会をもよおしてくれた敏腕DのKさん&Y嬢&M嬢ありがとうー

2009年3月22日日曜日

「空ナナ」

「中央線の中でも印象の薄い街」ことニシオギにも、ここ1、2年でおされちっくなカフェができてきた。いとうまさこの本を手にしたロハス女子がうろうろしたりするように。

こちらのデリカフェ「空ナナ」は去年くらいに出来た後発組。いわゆるしっくい系の典型的ロハスちっくカフェですが、渋谷あたりのカフェに比べてごはんもおいしいしお値段もてごろ。ショーケースの中から好きな総菜を選んで玄米ご飯がついてくるセットメニューは680円!ニュー○デリなんかのカピカピの総菜とはビッグ・ディフェレンスな和食系のやさしいメニューがそろってます。

2009年3月20日金曜日

全米が泣いた


友人がホワイトデーのお返しをしてくれるというので渋谷で待ち合わせ。えらく忙しい人なのでいつもはあんまりゆっくりできないんだけど、焼きしゃぶをつつきながら今日はすごくじっくりいろんな話をした。モテる人は気遣いが違うよねえ、とか魅力的な人間とはどういうことか、とかプロデューサーってのは人から愛されるのが仕事だとかせこい損得勘定というのは結局後で巨大な損になるんじゃないかとか、なんとかかんとか。

そうしていつしか時計は夜中を回って、その人は仕事に戻るというので、「おつかれー」とか言ってフツーに帰った。と、途端に今日はその人が私を元気づけようとしてくれてたんだということに気がついて、本当に涙が出てきた。気づかれないように気遣うのってものすごく難しいことだ。普通は絶対できない。ほとんどいいところがない私だけど、そんなビッグなハートの友人を持つことができただけでも生まれて来た甲斐がある気がしてきた。いつの日か、そうやって誰かを幸せな気持ちにできるといいなあ。

2009年3月17日火曜日

映画「チェンジリング」


クリント・イーストウッドの監督映画「チェンジリング」を見た。息子が行方不明になってしまうシングルマザーを演じるのはアンジェリーナ・ジョリー。男のロマンたるヒーロー像を撮って来たイーストウッドが初めて作り上げた女性ヒーロー(ミリオンダラーベイビーはコーチのほうが重点おかれてるのでちがうよね)。

ネットの評判を見ると、恐ろしく評価が高いのにびっくり。確かに事実に基づいた激動のストーリーをものすごく丁寧に描いている。アンジェリーナ・ジョリーの主人公像もよくできてて、帰ってこない息子を取り戻すために困難に立ち向かう女性ヒーローとして励まされる。彼女を支援する神父役のジョン・マルコビッチもいい。

のだが、なんかあまりにもそつがなくて優等生すぎた印象。事件はあまりに悲惨で、こういう事があったという事実はすごく胸が痛かったし、二度と起こしちゃいけないとは思うのですが、「チェンジリング」が映画として歴史に残る作品かというとそうじゃない。あまりに普通にいい映画すぎるっていうか、普通にいい映画を作ろうとしているのが見えすぎるというか。

その理由の一つがたぶん音楽。音楽もイーストウッドが担当しており、たしかにそつはないが胸に響くものはあんまりない。トーマス・ニューマンみたいに感動的な音楽が流れてれば印象も変わったと思うけど・・・。でもまあ、国家組織の腐敗とその犠牲者、そしてそこから生まれたジャンヌ・ダルク的ヒーローをすばらしく描いた作品ということは間違いないです。

そしてイーストウッドの次回作「グラン・トリノ」はチェンジリングがイマイチピンとこなかった人も大満足のスゴい映画らしい。こちらも楽しみじゃい。

2009年3月16日月曜日

詐欺にあった


銀座にアメリカでサブウェイと同じく人気のサンドウィッチチェーン「クイズノス・サブ」ができたそうだ。昼時にたまたま通りかかったので入ってみた。頼んだメニューはツナ、チーズ、オリーブ、トマトなどなど盛りだくさん♡サンドイッチ好きにはたまらない名作メニューの予感♡


ところが、席に届いた実物が見本の写真と違う!違いすぎてる!!!やる気がないにも限度ってものがありませんか!しなびたレタスと極薄のトマト、マヨネーズ味のツナ、そして見本だとローストビーフみたいなハムが、カップラーメンに入ってるチャーシューくらいの大きさでパンの底にへばりついてる!!

あまりに衝撃を受け、持って来てくれたお姉さんに「ずいぶん見本と違うんですね・・」と勇気を振り絞って言ったら「しょぼいってことですか・・すみません・・!」と元気に答えてくれた。でも、もしかしたら心の汚い人には見えない具でできているのかもしれない。だったらごめんなさい。

でも、サンドウィッチやさんなのにフレンチフライがなくてジャーマンポテトしかないとか、お店が昼どきでもガラガラとかこのサンドイッチセットでさえ700円くらいする強気の価格帯とかほかにも問題は山積みの模様。

絶対タコベルと同じく日本には根付かないで消えていく運命を辿るに違いないので、がっかりしたいがっかりマニア&アメリカのもんは何でもありがたいというアメリカ好きはいっぺん行ってみてください。好きなピクルスを選んで乗せられるピクルスバーはたのしいです。

2009年3月14日土曜日

都会

ベロアでスケさんとVJをして大変楽しかった。平日の3時にがんがんに盛り上がってるとはスゴイ。途中でSOFTに立ち寄った時、以前から好きなデザイナーさんとお話できて、しかも私の積年に渡る違和感について同じことを言ってて、「私だけじゃなかったのかー!」とすごく勇気づけられたりした。こういう時は、都会っていいもんだ、と思う。

2009年3月11日水曜日

サロン・ド・カフェ・ボワシエ

大丸東京店にボワシエのカフェがある。ボワシエはパリ16区にある創業1827年の老舗ショコラトリー。ビクトル・ユーゴーも常連だったんだってー。 トレードカラーの青が印象的。

カフェで出しているコーヒーは、チョコレート向けとケーキ向けの二種類。どーーせ同じだろうとチョコ向けを頼む。飲んでみるとちょっとビターな感じはするが、普通においしいくらい。チョコレートは何だか謎の味。甘いような芳香剤みたいななんだこの味は全然わからない。むー、全部食べるのも苦しいかも。

なのに、コーヒーと一緒にチョコレートを味わうとこれがめっちゃくちゃおいしい。芳香剤みたいなお味がコーヒーの苦みと合わさって鼻から抜けて、これまで味わったことのないような快感。ニュアンスが複雑になるっていうの?これは2リットルくらい飲めそう!(死にます)



父が食べたバナナにアイスクリームとソルベを乗せてチョコソースをかけるやつも、フランボワーズかなんかのソルベに人肌のチョコソースの組み合わせが素晴らしいはーもにーだった。

このからくりってなにかしら?不思議だなあ。

2009年3月10日火曜日

失恋

失恋してこの世の終わりってくらいに落ち込んでいる時、他人にちょっと弱音を吐いたら傷口に塩を3リットルくらいねじ込まれるような事を言われてさらに落ち込むことがある。これをセカンドレイプと名付けたい。みんなも気をつけろ。

なだ万の朝食は何でもない切り干し大根からしてびっくりするほどおいしく、鮭に至ってはふっくらふわふわだが、白米はそんなでもないような。

※今週のいいこと
ブログの発言がタンブラーで19回くらいリブログされた

2009年3月7日土曜日

緒川たまきさん:劇作家で演出家のケラリーノさんと結婚


緒川たまきさん:劇作家で演出家のケラリーノさんと結婚だそうです。まるで想像もしていなかった組み合わせなのですごくびっくりしたけど、同時にここまで有無を言わさぬ説得力を持つ組み合わせもないだろうと謎の感慨がうかびあがってきました。ドアに取っ手がついているように、ハンバーガーにはコーラが合うように、そんな感じ(適当)。明日の朝、ナゴムギャルとたまきマニアの草食男子が飛び降りようとした屋上の手すりの上で出会って結婚すればいいと思います。

※iPhone買いました。アドレス帳のインポートのことをすっかり忘れていましたHAHAHA
AU解約した後に気づいたのですが、au one→windowsとかのアドレス帳→iTuneで読み込みという簡単スリーステップはもうできません。そんで番号は変わらず、akkiii[at]i.softbank.jpになります。

&明日夜遊びしたい方はぜひ!

MORE+ #7 @ 青山 fai

3/7(Sat) 23:00 Start

door \2500(1D)
with flyer \2000(1D)
DISCOUNT \1500(1D)

GENRE:House,Techno,Tribal,Electro etc...

■Guest DJ
藤澤志保

ソングライター/DJ
EAT RECORDS主宰。2004年にトラックメーカーとしてデビュー以降、アナログで多数の楽曲を出し続けており、彼女ならではの独特な感性から作り出される楽曲は、リスナーのみならず様々なアーティストからも熱狂的な支持を得ている。2008年4月には1stCDアルバム「HAPPY HOUR」をリリース。リミックスワークでは、Q;indivi / Love You -Shiho Fujisawa remix- ,mihimaru GT / ギリギリHERO -Shiho Fujisawa Remix-などを手がけ、多方面に活躍している。また、DJではHOUSEを主体とした選曲で、毎月第2土曜日の新宿oto「Changes Of Life」、毎月第3火曜日の渋谷organ bar「HAPPY HOUR」でレギュラーを持つ傍ら、全国各地を飛び回っている。現在最も勢いのある女性アーテイストの一人。待望の2ndアルバム ”Funky☆Girl”が2009年1月28日リリース! 

■Guest VJ
yo-c☆aim highend !!!


モーショングラフィックスデザイナー/アートディレクター/ ムービーディレクター
『映像上等!』を座右の銘に単身アメリカへ渡り、ハリウッドにてケミカルブラザーズをはじめとしたビッグネームのCGを手掛ける。帰国後は椎名林檎・リップスライムとくるり・ポルノグラフティ・倖田來未など、多数のミュージックビデオ製作に参加。04年、06年と参加した作品が2度のMTV VIDEO MUSIC AWARD最優秀特殊効果ビデオ賞を受賞。CGデザイナーとして確固たる地位を築いた。その後、日産X-TRAIL・SONY VAIO等のCMやUNIQLO・Tokyo Girls Collection等のWeb製作に参加。また、DJ GOMI氏にVJとしての才覚を認められた事をきっかけに、PACHA World Tour in JAPANやBIKINI NIGHTといったモンスター級パーティでメインVJとして招聘される事となった。近年ではCG製作だけにとどまらず、CYBERJAPANプロデューサーMITOMI TOKOTO氏のCD(THAT PIANO TRACK・THE WHITE MIX)ジャケットデザインを手掛けたり、ZAMURAI TV 弐(HIFA
NA・TUCKER・DJ KENTARO)やhitomi、明和電気等の映像プロジェクトで監督を勤めるなど、その活動の幅を広げている。


■DJs
KADOTECH(subnote/TOKYO metabo)
TOKIMA TOKIO (NEWWALKCITY /Chaplin)
oxana From.TENQEY
BENGAL(SOUND FLAVOR/BSL/CORDOBA)
今井啓太
HONMOU
aya(Love Beat)
CHIAKI(Love Beat)
mizuki(Story)
jocool(Par avion)
CATS(ANAP)

■Resident DJs
UK1,chom,youco,高橋一敏

■VJs
eastcity(_blank),23(DE),ksm(DE),丼(ナウオン)

■Food
TOKYO metabo

■Photo
石田紀彦


fai青山
〒107-0062 東京都港区南青山5-10-1八品館ビルB1F/B2F
TEL : 03-3486-4910
FAX : 03-3486-4928
URL : http://www.fai-aoyama.com/

2009年3月6日金曜日

遠藤周作最高

コッポラが映画化の案を練っていると知り、遠藤周作の「沈黙」を読み始めた。

キリシタン迫害史を背景とする緊迫のドラマの中に、神の存在を問い、信仰の根源を衝いて、西洋と日本の思想的対立を鋭くえぐり出す長編小説。

とのことだが、30ページ読んだ時点で悲しみのためにもう胸が張り裂けそう!!!!なぜいるのかどうかもわからない「神」のために人はここまで自分を犠牲にできるのか?そして迫害する方はなぜここまで残忍なことができるのか?信仰を持たないから、人を人とも思わないのかしら?

希望など一片も見えない重く苦しい時間が過ぎる。この世界には悪魔のように残忍な人間がいる。彼らは利己的で排他的で、自分の身が軽くなるためなら病人にだって平気で重荷を押し付ける。それも狡猾に。

しかしそのいっぽうで、ほんのわずかな希望が見える瞬間がある。他人のことを思って自分を犠牲にできる人間がいる。善良な心を持つ人間が確かに存在する。その事実だけで、人間は信頼するに値するという気持ちにさせてくれる。絶望に満ちた世界に希望の光が差し込んでくる。極端にいうとそんな感じ。

ってまだ60ページしか読んでないのに!!衝撃の連続で読み進めるのが大変。全部読んだらいったい自分はどうなってしまうんだろう。遠藤周作の日本語がよどみなく美しいので、どこまででも読み進められるのがすごい。遠藤周作最高!!!

2009年3月5日木曜日

プラスマイナスゼロの電気ケトルにものもうす

オシャレ家電で名を馳せるプラスマイナスゼロの電気ケトルについてちょっと言わせて頂きたい。

電気ケトルは保温機能のついていない電気ポット。欧米では冷蔵庫とコンロに次ぐ必需品で(たぶん)、たいていどこの家にでもある。70年代のフラワー柄が大人気だったせいか日本には上陸していなかった。つい3、4年くらい前にティファールとかデロンギがやっと販売し出したばかり。

私は電気ポットって水が悪くなってる気がしてあまり好きじゃなくて、電気ケトルしか使わない。沸騰したお湯が必要になるタイミングって1日に数えるほどしかないと思う。そのために24時間お湯を湧かした状態でおいておくなんてナンセンス極まりないと思わないか。

で、プラスマイナスゼロのやつなんですけど、見た目はつるんとしていて非常に可愛らしい。

とりあえず文句を言わせて頂くならば、

カップ2杯がマックスのキャパシティ。

まあいい。料理には使えないと割り切り、お茶専用にすればいい。

だが最大の問題、

いつお湯が沸いたかわからない。

には閉口した。このケトルは取っ手の下部についているボタンをぷちっと押すとボタンの中にある1ミリくらいの赤いランプが付いてオンになる。で、お湯が沸騰するとその赤いランプが消えるだけ。普通の電気ケトルは、お湯が沸けばスイッチが勢い良く切れる音がするのでちょっと離れたところにいてもわかる。だがこれは何の音も立てないので、ずっとケトルを見つめていなくてはならない。静音設計?いやちがうだろー

さらに、

コードの巻き取るところがどう考えてもおかしい


ケトルをひっくり返すと、いちおう電気コード収納スペースがついている。普通はボタンを押すと巻き取ってくれるが、プラスマイナスゼロはオシャレなので自分でぐるぐる巻いていかなくてはならない。しかし、収納スペースが小さすぎてどう考えてもコードが全部入らなくて絶対はみ出す。こういう不便なところって、プロトタイプの時点で全部気づきそうなものだが、どうかね。

その上このケトル、ティファールとかの家庭用にくらべて倍くらいのお値段がするんです。まあ、お茶を飲むためにじっとケトルを見つめる余裕があるくらいの時に使うのであればいいかもしれません。見た目はかわいいので。

これは電化製品なのでひたすら嘆くしかないが、もし人間だったとしたらこういう所が全部直る可能性があるよね。君のスイッチと容量とコードを巻くところを直して欲しいんだ、と言ってこの子ががんばって直してくれたら、ものすごく愛おしくなるんじゃないだろうか、と考えた。それが人間のすごいところだ。何言ってんのかわかりませんが許してください。

2009年3月3日火曜日

リニューアルに気をつけろ

先日六本木の某居酒屋にいったところ、店内をリニューアルしたとのことでものすごく居心地の悪い空間になっていた。まず照明が明るすぎる。スターバックスより明るい。照明がものすごく明るい居酒屋というのは、とりあえず落ち着かない。明晰な話をしなくてはいけない気分になる。そしてほっけとか唐揚げとかそういうゆるい食べ物を食べようという気が起こらない。

しかし奥の席の学生集団にとってはあまり気にならないようで、おかまいなしに騒いでいる。定期的に女子が増員されており、「なんとか君のことどう思う?」みたいな会話をしながら脇を通り過ぎていく。これはますますげっそりしてきた。

仕方がないのでビール1杯で店を出るが、ひからびたお通しが500円でもう怒る気も失せてくる。神様なんかきっといない。おみやげにそば茶をもらうが、このそば茶もひからびているに違いない。

傷ついたハートを抱えて店の外に出る。ああこれでもう最悪の居酒屋にムカムカさせられることもないだろう、という安堵もつかの間「サーバ接続に失敗しました」というメッセージが出っぱなしの店外モニタがさらにイラっとさせてくれる。私に言えるのは「リニューアルには気をつけろ」ということだけだ。

2009年3月1日日曜日

気骨あふれるオシャレショップ 吉祥寺「四月」

イラストレーター&画家のエモトクミコちゃんがいる吉祥寺のオシャレグッズセレクトショップ「四月」。オシャレっつうかなんかちょっと心にひっかかる、ウィットに富んだ雑貨がたくさんおいてあります。さいきんのオシャレショップというのはマニュアル化(イームズ、マリメッコ、トード・ボーンチェから進化せずみたいな)&没個性でげんなりさせるものが多いですが、ここは気骨にあふれていてかっこいい。しっくいの壁に顔が浮き出てたり、店内の演出もにくい。エモトクミコちゃんんによる壁画もあります。吉祥寺におたちよりの際はぜひ是非いってみて!

ピラティス最高

学芸大学のクラスカ(10時間ぶりに探訪)にて二日酔いでピラティス教室。大きい窓から燦々と朝の光が降り注いで超気持ちいい。ピラティスはもともとリハビリのための運動で、体のコアにあるインナーマッスルを鍛えるのが目的。精神統一が目的のヨガとはちょっと違って、エクササイズに重点をおいた筋トレみたいなもの。苦しいけど楽しい。気のいい先生は地元の人で、仲間が集まって面白いことができないか、と考えてピラティス教室とかワイン教室とか開いているそうだ。その後ご近所のかおりさんと目黒の名喫茶ウエストでお茶。なんとオシャレなローカルであろうか。