2008年2月26日火曜日

【海外CM】 Monster.com: Stork



「007」シリーズのタイトルバック映像やJohnnie Walker CMなど、CGを駆使した映像で知られる映像作家のダニエル・クラインマン(Daniel Kleinman)が転職コンサルタント会社「Monstar」のCMを制作。「自分の可能性を生かしてますか?」というメッセージが泣ける、ちょっといい話。

Client: Monster.com
Agency: BBDO, New York
Production Company: Rattling Stick, London
Director: Daniel Kleinman

2008年2月24日日曜日

Dom and Nicの素敵な世界

FACTORY FILMS所属のNick GoffeyDominic Hawleyのディレクターコンビ、Dom and Nicの素敵なミュージックビデオの世界!!

The Smashing Pumpkins - Ava Adore

ベスト・ミュージック・クリップof my lifeのベスト10に入る大好きなビデオ。フェリーニとマトリックス足して2で割ったみたいな世界観、スタイリング、突然速度が変わるカメラワークとか素敵すぎるなあ!

The Chemical Brothers Salmon Dance HD

こちら最新作。カワイー

Chemical Brothers - Believe

こちらは前回ケミカルと組んだビデオ。

Faithless - We Come 1

テレビで見る事件ってこんな感じで受け取ってるかも。

2008年2月23日土曜日

爽健美茶タイトルメーカー


新しくなった爽健美茶のロゴにちなんで、公式サイトにタイトルメーカーが登場。ブログパーツにしたり、友人に贈ったりできます。入力できるのは10文字まで。力をふりしぼってくだらない言葉を考えましたがこの程度…名作が出来たらおしえてください!

2008年2月20日水曜日

Microsoft「Office Live Small Business」を使ってみた

Microsoftが提供する小規模ビジネスのためのホスティングパッケージサービス「Office Live Small Business」が無料になったというので使ってみた。
何ができるかというと自分のウェブサイトを無料で作れるんです。複数人で管理出来、ドメイン名、ウェブサイト構築、ホスティング、メールが全て無料。そしてサイト訪問者の分析・統計まで付いてます。
プロバイダが提供するものや広告が入るホスティングサービスは数多くありますが、こちらは自分の好きなドメイン名が取れるし容量も500MB だしWEBサイトを作るツールもオンラインで提供されているし、あまりパソコンに詳しくない人でも使いやすそうですね。

ということで使ってみました。
1時間くらいかかってできたのがこれ。

無料で取れたドメイン名は
「http://climbeverymountain(自分のアカウント名).kurabu.officelive.com」。
kurabuってなんだkurabuって!!嫌がらせかな?
これで例えば
「http://climbeverymountain.com」
というドメイン名がほしければ有料サービスが必要(年9400円)。
「先端のウェブデザイン機能」というツールはOCNで提供されているWEBサイト作成ツールと同じもの。テンプレートからレイアウトとテーマカラー、写真を選んでいくだけでファイルをFTPで上げる手間がないのでこれならうちのお父さんでもできそう(見栄えはあまりよくありません)。

とりあえずWEBに情報だけのせたい、という商店や小規模ビジネスの方にはよさそうです。無料だし、近所の中華やとかオトンとかに勧めてみるとよいでしょう。

"Microsoft iPod"
MicrosoftがiPodのパッケージをデザインしたらこうなる、というジョーク動画。

2008年2月19日火曜日

とんかつ礼賛


今日、「なんかみんなとんかつに対してファナティックになってないか?」と質問された。

まあ、そうねえ。とんかつねえ。嫌いじゃないけど…
なんか、豚と油って相性いいんだよね。
しかもクランチーなクリスピーがついてるでしょう。
みんな大好きに決まってるよ。
うまみのつまったウスターソースとアクセントの練辛子。
口休めにさっぱりしたキャベツの千切りも添えてね。
白いほかほかのご飯は絶対欠かせないよね。
それら全てのエレメンツが一体となった時、初めてとんかつというものが
生まれるんだと思う。左手に白いほかほかのご飯を持って、アツアツの
とんかつを噛み切る瞬間。分厚い豚肉からジューシーな肉汁が…

って!!ああああ!!!!!!ごめん、私とんかつのこと好きだった!
ていうかむしろ愛してた!ちょっと今からまい泉行ってくる!!!

と、このように他者との会話によって自分の中に眠る思わぬ感情に気付いたり
するものだ。それが勢いなのか本物なのかは歴史だけが証明してくれる。
とりあえず私はとんかつを食べに行ってきます。


■おまけ ダイキライ feat.HIRO:N

この曲を聞いてふとまるっきり歌謡曲を今っぽいサウンドに載せるやり方というのはディオールオムを着るぴんから兄弟みたいなものかなと思った。こちらはサウンドもレトロですが、スパンクハッピーみたいで嫌いになれません。

2008年2月18日月曜日

The Mill History Reel - 2007

ロンドンで活動を始め、現在はNYとLAにも拠点を置く映像プロダクションThe Millのベストワークを集めたショウリール、2007年版。新設されたLAのスタジオの腕見せに制作したそうです。印象深いのはGUINESS全部、車が逆さに走るstunt city、BRAVIAのスーパーボール、「事の次第」のホンダのCMなどなど。絵のクオリティが高い上になんでこんなに動きが良いんですかねえ。でもシーンが変わるごとにBGMがバラバラでちょっと入り込みにくいような。全部すごいからいいんですけど…。WEBサイトではNYだけのもの、テレビ・映画だけのもの、監督ごとなどもっと詳細なショウリールが視聴可能。

2008年2月17日日曜日

Daft Punkが初のテレビ出演 - グラミー受賞式でwith Kanye Westと

Daft Punkが第50回グラミーアウォードの授賞式ライブにて、彼らの歴史上初めてブラウン管に登場したそうです!

カニエ・ウェストのBest Rap Solo Performance賞受賞ライブで彼らの曲「Harder,Better,Stronger」をサンプリングした「Stronger」を演奏。2:54くらいから、大掛かりなピラミッド型セットの頂上で、LEDスーツを身に纏いカッコイイサンプラーを叩いているDAFT様のありがたい御姿が見られます。かかかかっこいい!!!幕張公演を見に行かなかったのは人生の損失でした。ゴリラさんなんて「初めてUFOを見た人類のように驚いた」って言ってたもんな~。

ところで原曲のカニエさんミュージックビデオはスットコドッコイな未来派映像。「コセロ」とか「レダケオマエヲ」とか妙な日本語がたくさん出てくるし歌詞は女々しいしどうなんだこれはと思ってましたが、グラミーのライブ映像は大変素晴らしいですね。曲もおそらくダフトさんがリミックスしてすごくモダンになっているので、今後はこのビデオを公式ミュージックビデオにしてはどうかと誰かカニエさんにお伝えください(大きなお世話)。
こちらがダサい方のMV

2008年2月14日木曜日

Googleドキュメントの画面がバレンタイン仕様でとち狂っています

記念日にいつも張り切ってくれるGoogleさんが今年はおとなしい、、と思ったら、Googleが提供するオンライン上でドキュメントの管理・共有ができるWEBアプリケーション「Googleドキュメント」の画面がすごいことに。ゲームの裏ワザで入った裏面を彷彿とさせる出来になっています。「共有する」アイコンも、今日ばかりはハートをシェア。ちょっとインターフェイスを変えるだけでずいぶん気分も変わるものです。

2008年2月11日月曜日

ピピロッティ・リスト 「からから」展


80年代後半より「ビデオ・インスタレーション」を作り続けるスイス人の女性アーティスト、ピピロッティ・リスト。日本の美術館における初個展が東京・品川の原美術館にて開催され、最終日の閉館1時間前に駆け込んだ。詳しい展示内容はこちらに詳しく掲載されているのでぜひ見てみてください。

正直言って90年代以前の所謂ビデオ・アート作品を今見るのは厳しかったりするのでこの展覧会にも懐疑的でしたが、いやいや本当に素晴らしかった。リストが「個人の家」ということを考慮して選んだ作品は初めての個展にも関わらず2006年、2007年など最近の作品がほとんど。特に気に入った作品は以下。

・「星空の下で」

床いっぱいに宇宙、住宅、女などの目の回るような映像がランダムに投影され、まるで宇宙遊泳のような気分に。「パワーズ・オブ・テン」に入り込んだような感覚。
・「ダイヤモンドの丘の無垢な林檎の木」
天井に林檎の枝とプラスチックのごみが吊るされている。夕焼けや海岸の映像が投射されると、廃材と木の影がまるでダイヤモンドのように美しくゆらめく。
・「部屋」
座り心地のよい巨大な赤いソファに座って、ちいさなテレビのリモコンをザッピング。
・「あなたの宇宙カプセル」
美術品運搬用の木箱の中にあるのは巨大な月と女の子の部屋のミニチュア。
・「膝ランプ」
専用のイスに座ると、ランプシェードから自分の膝元にミクロキッズみたいな映像が投影される体験型アート。

どの作品も我々の身近に溢れている日常用品と映像を組み合わせた”インタラクティブ・アート”に近いアプローチ。「視点・価値観の転換」という彼女の作品のテーマは、インタラクティブ性を取り入れることによって格段に鑑賞者に伝わりやすくなったような。ビデオ・アートがはまりがちな独りよがりの表現という罠にまったく陥らない軽やかな姿勢が素晴らしい。こういう頑固さからかけ離れた芸術性って女性ならではだと思うんですけど、どうでしょう。フェミニズムとかジェンダーとか小難しいところでなく。

あとは超勝手に音楽と映像の親和性について考えさせられた。「音楽がストーリーを喚起する時すごくエモーショナルな気分になって”あれは素晴らしかった”という判断をいままで下していたのだが、それって映像美じゃなくて感情的になっているのかも」みたいなことをぐるぐる考えていたら帰りに寄ったディーン&デルーカで物欲がエクスプロージョンしてしまった。今は反省している。けどおいしいのでいいや。

2008年2月10日日曜日

オーストラリアのCSS? Operator Please

■Operator Please - Just A Song About Ping Pong

Director: James Price
若干19歳のパワフルなヴォーカリスト、アマンダ・ウィルキンソンを中心とするオーストラリア出身の男女5人組。構成や方向性がブラジルのCSSみたいな感じですけど基本はシンプルなガレージサウンドで、しかも演奏もうまい。これはいいバンドになると思います。オーストラリア出身だけに全員ルックスがダサいところがまたキュート。ところでアマンダ嬢を見ると、The Gossipのディバイン、じゃなかったベス・ディットー様を思い出さずにはいられない。

■Gossip - Listen Up!

Gossipについてはこちら

マドンナは「American life」で「私、名前を変えなきゃダメ?そうすれば成功できる?少し体重を落とさなくちゃいけない?そうすればスターになれる?」と歌っていました。それは80年代に彼女が音楽の世界で勝負しようとしたときに、周りの人に言われ続けてきた事なのでしょう。

しかし、昔とはくらべものにならないくらいの情報が氾濫する昨今。テレビやレコード会社の巨大な権力が弱まり、大衆に媚びたマーケティングで作られる「蝋のお人形、おがくずの詰まったお人形」(”夢見るシャンソン人形”)はだんだん見向きもされなくなってきました。より言いたいことが言いやすい世の中になってきたということかもしれないですね。これからも強烈な個性を発するアーティストに巡り合うのが楽しみです。

2008年2月8日金曜日

携帯メール絵文字における妙な色のハートマークに第二の人生を


ケータイメールの絵文字にハートってあるじゃないですか。しかもそのハートに赤・ピンク・緑・青・黄色とかカラーバリエーションがあるんですよ。ずっとスルーしてたんですけど、ついに気づきました。赤とピンク以外のハートって永遠に使う機会がないと思いませんか?

でも、それじゃ他の色がかわいそう…。感謝の気持ちにもいろいろな色があっていいはず!ということで、各色の使い道を考えてみました。ざっくり言うと赤が熱烈な感情(不倫など)やマオイズムに傾倒している人へのメッセージ、ピンクが恋や友情(うすっぺらでも可)、緑はテクニカル系(オカンや同僚からの「自分でやってください」リクエストなど)、青は請求系、黄色は食べ物系(戦隊ものでも食いしんぼうは黄色だから)。ほか、なにかいい用途があったら教えてください。

赤            
・奥さんと別れて!!!
・共産党に一票入れて!

ピンク          
・まーくん大好き
・わたしたち卒業してもDSYだよね

緑            
・パソコン直して
・電源が入りません
・インターネットってどこで売ってるの?

青            
・税金払ってください
・NHKの集金です

黄色           
・きくぞうラーメン食べに行こうよ
・総武線乗ろうよ
・東村山行こうよ

2008年2月5日火曜日

ソラミミ Young Knives - Up all Night (OFFICIAL VIDEO)

Young Knivesの新曲「Up all Night」のビデオですが今回は映像や音楽云々じゃなくてソラミミ案件です。1:40くらいから「Up all Night、Up all Night」と言ってるサビのとこが「危ない、危ない」にしか聞こえません。タモリ倶楽部に出したい。でもあれって合わせ技じゃないと採用されないよね。手ぬぐいほしいな。

Young Knives's video lets me hear wrong they say "Danger,Danger" in Japanese. Young Knives are English band. Their looks are absolutely geek.

2008年2月2日土曜日

[MUSIC] N. E. R. D. "Everyone Nose"

(音楽のみ、映像はナシ)
ジャスティン・ティンバレイクやブリトニーなどとの仕事でプラチナヒットを生み出しまくってるスーパープロデューサーズ「ネプチューンズ」のファレル、チャドと友人のシェイのユニット「N. E. R. D.」。彼らのニューシングル”Everyone Nose”がジャイルス・ピーターソンの番組でオンエアされてました。うわー!!超ーーーーキャッチー!しょっぱなのフック「All the girls standing a line for the bathroom」なんてクラブで大合唱間違いなしじゃないですか。ジャズ丸ごとでちょっとチープな感じのトラックもたまりません。

ファレルの仕事はいつもキャッチーでクレイジーで大好きです。昨年のルペ・フィアスコとのコラボはほんとに素晴らしかった。期待を裏切らない先行シングルに、いまから春に出る3RDアルバム「N*R*3*D」へのワクテカが止まらないです。

しかしアルバムはどこからリリースされるかはまだ謎。所属してるヴァージンと契約問題でゴタついて活動休止発言が出てたのでどうなるんでしょう。どこにしろ大ヒット間違いなしだとは思いますけど。それにつけてもいやあ!たのしみだなあ!

2008年2月1日金曜日

Psyop's new spot for Guinness

via itsartmagNYのプロダクション、Psyopの新作CMはギネスビール。ドットは無限の可能性を持つということらしい。ただの黒い点がドローイングになり、モノクロのジャングルからカラーの海、ネオンの輝く大都会と大冒険を繰り広げます。場面ごとに違うテクスチャーを描き分けていて、どの場面も素晴らしい出来。特に海のなかのうにょうにょした質感がすごく好きです。