2008年2月10日日曜日

オーストラリアのCSS? Operator Please

■Operator Please - Just A Song About Ping Pong

Director: James Price
若干19歳のパワフルなヴォーカリスト、アマンダ・ウィルキンソンを中心とするオーストラリア出身の男女5人組。構成や方向性がブラジルのCSSみたいな感じですけど基本はシンプルなガレージサウンドで、しかも演奏もうまい。これはいいバンドになると思います。オーストラリア出身だけに全員ルックスがダサいところがまたキュート。ところでアマンダ嬢を見ると、The Gossipのディバイン、じゃなかったベス・ディットー様を思い出さずにはいられない。

■Gossip - Listen Up!

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マドンナは「American life」で「私、名前を変えなきゃダメ?そうすれば成功できる?少し体重を落とさなくちゃいけない?そうすればスターになれる?」と歌っていました。それは80年代に彼女が音楽の世界で勝負しようとしたときに、周りの人に言われ続けてきた事なのでしょう。

しかし、昔とはくらべものにならないくらいの情報が氾濫する昨今。テレビやレコード会社の巨大な権力が弱まり、大衆に媚びたマーケティングで作られる「蝋のお人形、おがくずの詰まったお人形」(”夢見るシャンソン人形”)はだんだん見向きもされなくなってきました。より言いたいことが言いやすい世の中になってきたということかもしれないですね。これからも強烈な個性を発するアーティストに巡り合うのが楽しみです。

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