2011年1月31日月曜日

Sarah Sze


きのう現代美術館でみたSarah Szeの作品がすばらしかったのでメモ。

サラ・ジーは1969 年ボストン生まれ、現在ニューヨークを中心に国際的に活躍するアーティストです。ジーの作品は、画鋲やペットボトル、薬、チューインガムといった、日常的に手に入る量産されたごくありふれた「もの」を素材としています。生活世界で既にひとつのアイデンティティを持つそれらは、ジーによって規則性や配列を伴う構成の中に取り込まれることで、別の次元の存在となって現れます。ジー自身が展覧会会場に何週間も滞在し制作するというのも特徴であり、彼女の気配が展示空間には色濃く残ることとなるでしょう。(tokyo art beatより)

彼女の作品が展示されていたのは窓際の通路。イタリアの下町のせんたくもの干しのように窓を横切って糸が貼られていて、ぼろぼろのTシャツがかかっている。そのTシャツには四角い穴がたくさん空いていて、まるでビルのように見えるのだった。糸をたどっていくとペットボトルでかたどった石膏による未来都市のようなものや、黒い糸くずでできあがる惑星みたいなものがあって、おもちゃの蛇がばらばらに切り離されていたりして、窓際がSF小説さながらのちいさな世界をつくりあげていた。無機物の組み合わせからうまれでていたのは、ブローティガンみたいなぽんこつでやさしいストーリーだった。作品からにじみ出る性格の良さというか人間力の高さ、印象の良さはミランダ・ジュライに近い。こういう、アメリカ人のほがらかで性格のいい感じみたいなものがわたしは大好きだ。作家に会って、ひとつづつ「これは何?」って聞いてみたいと思った。生まれたてのこどもが世界を見て「あれは何?これは何?」と聞くように。いや、本人がものすごく性格の悪いビッチでもそれはそれで味。

動機づけについて

イラスト:カイル・パレットさん

労力のかかるプロジェクトの場合、その原動力が「情」だったりすると長続きしない。友情と、友情よりは強いモチベーションになる恋愛感情と、そのどちらも、何の後ろ盾もない、ほんとうにうつろいやすいものだ。プロジェクトというものは対価を設定しないと継続しない。そうして会社や組織が生まれて行く。

だが、あなたがもしもスティーブ・ジョブスのようなカリスマだった場合、無償で身を捧げるしもべたちが生まれるので話は別。カリスマは実在する。人は才能にひれ伏す。というか、この場合は"才能"に触れられるということが対価として与えられるということか。

2011年1月30日日曜日

アメブロ

わたしもスイーツになりたいのでアメーバでブログを開始。エキサイトブログのアカウントも生きてるのでエキサイトはクウネル系とかでやればいいかと思っている。

幸福とは


幸福とは相対的なものでなく絶対的で主観的なものである。隣の人が2万円持っていて、自分が3万円持っているので隣の人よりも1万円分幸福かというとそうではない。隣の人が3円持ってて自分が5億円持っていようが、不幸だと思うのであればその人は不幸である。

それでは何が満たされれば心の底から幸福だと思えるのか?思うに幸福感というのはけっこう類型的なもので、特殊な状況で実現するということは少ないのではないか。名誉欲や物質欲が満たされたり、自己実現の達成などいろいろ幸福の要素はあるが、恋人や家族など既存のユニットに収まるのを幸福と感じる人がほとんどだろう。知り合いが100人いても1000人いても、それを幸福と思うことは難しい。今日は朝からひどく憂鬱で、公園を走りながら泣く。

2011年1月29日土曜日

アフリカの名言

Twitterに、アフリカ各地のことわざをつぶやくbotがある。

これで紹介されることわざがなんかわかるようなわからないような、「それってわざわざ宣言する意味あんの・・?」みたいなものまですごい違和感あってもやもやする。思考の仕方が全く違うからかもしれない。なんなんだろう、このもやもや・・!!

・「父に似なければ、母に似る」 ケニアの格言

・「ひもを引っ張れば、先には何かがあるでしょう」 アカン人(ガーナ)の言葉

・「老人が早朝に走っているとすれば、何かを追い求めているから。もしくは何かに追われているから」 アフリカ(不詳)の言葉

・「もし木登りをするならば、あなたは同じ木から降りなければならない」 シエラレオネの格言

・「もしも魚が水から出てきて、『ワニの目はひとつだ』と言ったら誰が否定できる?」 イボ人(ナイジェリア→ジャマイカにも)の言葉 ※別バージョン「ワニが病気だ」

・「『そっちへ行ってください』という言葉は、あなただけが行くことを意味しません。『一緒に行きましょう!』という意味です」 モザンビーク(セナ人)の格言

・「干し草は日中に作りなさい」 ボツワナの言葉 ※暗くなると何もできない

パスタは女のラーメン


カフェのランチの定番といえばカレーとパスタ。

女の人はやたらとスパゲッティが好きだ。ラーメンには眉をひそめるくせにスパゲティはおしゃれな食べ物として認識されている。しかし、カフェで提供されるスパゲッティは炭水化物と油の固まり。上の写真を見てくれ!麺にトマトを絡めただけで、ろくに野菜もはいっていない。これでは焼きそばバゴーンと何も変わらん!!!スパゲティとはおしゃれの皮を被ったジャンクフードである!!つけあわせに着いてくるサラダも、ちまい葉っぱのきれっぱしにオイリーなドレッシングがどばどばかかっており、ヘルシーというにはほど遠いしろもの。それでラーメンより上等な食事をとっているおつもりか・・。

で、そういう女子は必ずスパゲティとは言わず「パスタたべたーい☆」と言う。だいたいパスタというのはイタリア語で「ペースト:生地」という意味。イタリアには5~600種類の様々な形のパスタがある。彼女たちは「パスタたべたーい」と言って、ラザニアやファルファッレを選ぶとは考えがたい。スパゲティもしくはペンネを選ぶであろう。だったらスパゲティって言ってくれ!

ということで、スイーツ女性のみなさんにラーメン男子を貶める資格はない。君たちの食べているものは体裁が違うだけの焼きそばバゴーンである!!

2011年1月25日火曜日

The Real Life Social Network v2


Google→Facebookに行ったPaul Adamsによる、人間はいろんな組織に属しているのでSNSにもレイヤーが必要であるというピッチ。

デヴィッド・フィンチャー監督「ソーシャルネットワーク」

全部ネタバレなので注意!



デヴィッド・フィンチャー監督「ソーシャルネットワーク」をやっと見た。世界最大のSNSサイト「Facebook」を創り上げたデヴィッド・ザッカーバーグの物語である。

Facebookは化け物だ。2004年にスタートしたこのサービスは2009年に2億5000万人、2010年2月に4億ユーザーを達成し、半年足らずで5億のアクティブユーザーにまで到達した。アメリカ人の半数が利用し、サイト滞在時間もグーグルの2時間05分・ヤフーの2時間28分に比して、約3倍の7時間01分を誇る。

ソーシャルネットワークでは、この化け物が生まれた瞬間が描かれる。

ザッカーバーグはFacebookのアイデアを思いつき、その実現のためにルームメイトのエドゥアルドに1000ドルばかりの出資を頼む。エドゥアルドも友人同士で始めるビジネスに大いに乗り気になり、FacebooのCFOを名乗る。他のルームメイトもプログラマとして巻き込み、ハーバードだけだったプロジェクトは学外に広がり、プロジェクトは次第に大きくなっていく。

だが、友達同士の楽しい日々はここまで。


Facebookをナップスターの創業者、ショーン・パーカーが"発見"し、コンタクトを取ってきた頃から、ファミリー的コミュニティだったFacebookが爆発に向けて膨張し始める。

ショーン・パーカーはFacebookのアイデアを絶賛し、巨万の富を生み出すだろうと保証する。なぜならFacebookはクールだから。クールというのはザッカーバーグが最もこだわっていたところだ。意見が合い、ザッカーバーグはご満悦気味。

だが、エドゥアルドは外から現れた異物であるショーンを信用できない。Facebookに出資してくれるスポンサーを探すべく、NYじゅうを足を棒にして歩き回り続ける。「ケチなスポンサーを探しても仕方ない。このままではヨーグルト・チェーン程度の成功で終わってしまう」と言うショーンにエドゥアルドは反発し続ける。自分が創り上げたコミュニティに異物が入り込み、仲間はずれにされたように感じているからだ。

誰かのビジョンに誰かが共鳴した時、組織が生まれる。3人いれば社会が生まれると言われるが、組織が成長する時、ある地点から爆発的な増殖が起こり、その結果はもとの形からは完全にトランスフォームしてまったく違うものになってしまう。コミュニケーション障害のザッカーバーグが実現したいと思ったビジョンは小さな細胞から爆発的に分裂を遂げ、世界中のひとを巻き込む組織となった。


だがエドゥアルドにはそれがわからなかった。わたしだって、友達同士で始めたちいさなウェブサイトが1億円の価値を持つといわれても信じられないだろう。彼にとってのfacebookは昔ザッカーバーグと同じベッドルームで寝ていたころ、窓にアルゴリズムを落書きして創り上げたかわいいローカルなサイトのままだった。だが、それでは、ヨーグルトチェーンで終わってしまう。世界を変えることはできない。

一方ザッカーバーグは自分のビジョンだけを信じた。ビジョンとは、ビジネス的にこれが当たる、というマーケティングではない。人の心をつかむアルゴリズムだけをひたすら追求しつづけた。


西海岸に本拠地を写したFacebookをエドゥアルドが再度訪れた時、Facebookは既に全世界の人に向けられたグローバルな組織になっていた。巨大な組織は夥しい数の細胞によって形成されており、そうなった時にはもう個人のコントロールは効かない。ゴジラに素手で立ち向かうみたいに。結果として、エドゥアルドはほとんどビジネスには関わってないのに株式をもらったみたいだし、ローカルのままでいることは、それはそれですごく幸せな選択肢でもあると思う。

この映画を見た後、なぜか心の底から震えるようなやる気が湧いてきた。変化から取り残された亡き者にはなりたくないと思った。絶対生き残ってやると思った。けど、一週間経ったのでそのやる気はもうどっかにいきました!

ちなみにこの映画のストーリーはかなり脚色されており、事実とは違うところがけっこうあります。ザッカーバーグはFacebookを作った当時から同じ彼女と付き合ってるので、ラストの意味はまったく違ってきます。この方

ショーンとエドゥアルドも「仲いいよ!俺、あんな失礼なこと言わないよ」とか言ってたり。原作はザッカーバーグに取材していないものなので食い違いもあるそう。原作じゃないほうでザッカーバーグ本人が語ってるものもあるので、いろいろ読み比べてみるが吉でしょう。

あと、これほどまで中毒的な性質を持つFacebookによってインターネットの自由が死に絶えるという懸念も起こってるわけですが、その是非についてはまたこんど!

MVセレクション2011 01 25



Marooned - Dream Cop from benjamin brewer on Vimeo.

せつないギターポップ。



Matt and Kim - New Music - More Music Videos
全裸MVのmatt&kimの新作。「mr.&mrsスミス」みたいな。



Hercules and Love Affair "My House" from Alanedit on Vimeo.

プライス・ジェームス新作。完全なる80'sハウスMV

2011年1月24日月曜日

SUNDAY ISSUEのスペシャル企画「バーテンダーバトン」


2011/1/26から、渋谷のギャラリーSUNDAY ISSUEにてスペシャル企画「バーテンダーバトン」が開催されます。othersが企画を担当しました。さまざまなゲストをバーにお迎えして、いろいろ話しちゃおうというミニ企画です。が、ゲストがバラエティに富みすぎててもうわけがわかりません。でも面白いこと間違いなし!このジャンル、ちょっと興味あるけどあんまり知らないな〜みたいな感じでふらっと遊びにきてもすんごく楽しめると思います!全て入場無料。お気軽に〜〜〜〜


今月のラインナップは以下です!

■2011年1月26日(水)19:00~23:00
【フードコーディネート】
「イロハニのCHOCO GIFTとニコプラスのFOOD」


フードユニットのイロハニ&ニコプラスがおいしいごはんであなたをお出迎え♡ 寒い夜に実も心もほっこりする夜のお茶会です。


■2011年1月28日(金)19:00~24:00
【3DCG】
「神風動画 水崎社長があなたをもてなす一夜」


「FREEDOM」のオープニングや、ドラゴンクエストのオープニング、EXILE、安室奈美恵、Mr.ChildrenなどのMVやツアー映像を手がける神風動画の水崎社長と、ラストピース第2弾『花沢悦子編』が第14回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で審査委員会推薦作品に選ばれた水野貴信氏が登場!!明日の3DCG界の未来を考える?!


■2011年1月30日(日)19:00~24:00
【イラストコミュニケーションサービス】
「pixiv片桐社長のお悩み相談室」


月間20億PVイラストコミュニケーションサービス、pixivの片桐社長が登場。やり手のベンチャー社長でありながら、とっても気さくな頼れる兄貴♡ なんでも質問しちゃおう!


■2011年1月31日(月)19:00~25:00
【アート、サウンドアート】
「堀尾寛太&毛利悠子の「自然派!エレクトリックペンション」」



単なる飲み会!!繊細な感性と深淵なる知識、そして類稀なる対人コミュニケーション術を持ち合わせるすごい二人、堀尾寛太&毛利悠子と飲んだくれよう!!


2011年1月27日(木)には塚田ありな嬢企画の「fairground presents PARTY!」もあります!こちらもぜひぜひ

詳細はSUNDAY ISSUEウェブサイトにて。

昔を振り返る

昔の写真をアップしまくっていると、そのときは知り合っていなかったけど後に知り合う人の写真がでてきておもしろい。

あこがれのノース・キングダムと記念撮影・・・ってこれ!!!!飯沢未央嬢じゃないか!!!!彼女と本格的に出会うのは一昨年のMAKE、そして2010年のadobeイベントにお招きして。以来大変仲良くさせていただいており、月に二回はあの豪快な笑い声を聞かないと寂しい・・。まさかこんなところで出会っていたなんて・・!!


萩原くんがアーキビルの人だというのは、某炎上事件のときに「酒飲んで忘れましょう!」という励ましをアーキビルのメッセージでもらったのがきっかけで発覚。つぎに世田谷図書館で「贈与論」を借りる予定。

大統領〜〜〜!!この時既に会うのが5回目くらいだったが相変わらず初めましてとあいさつしていた。そのうちの一回は1時間くらい話し込んでいる(コンポーザーの方でしたっけ?いいえ違いますという問答を一時間)が、毎回泥酔しているために覚えておらず、空想上の人物だと思っていた。

これはたぶんMasato TSUTSUIくんのVJ@六本木ヒルズ。うひょーかっこいーと思っていた。

yahooかなんかのトークショーで、観客思いのエンターテイナーで超かっこよかった777の福田さん。一度宴会をご一緒させていただいた。が、そんな栄光の場でも寝た自分が信じられん

2011年1月23日日曜日

飲み会でしびれたこと


こっそり書いていた鬱ブログが著名メディアアーティストにtweetされる不測の事態!鬱エントリーの印象を薄めるためにたくさんポストしよう。

この写真は、渋谷で開催された某飲み会でのこと。某東北なんとか社の毒舌で鳴らす某女性ディレクター氏が「ねえねえ」とわたしをつっついた。「何?」と彼女の方を見ると、自分の取り皿を指差して「あきこのAつくっちゃった♥」と言うではありませんか。皿の上には細かく刻んだ唐辛子みたいなやつで作ったAの文字!これはしびれました。唐揚げかなんかの上に乗っていた赤いきれっぱしで洗練されたひげ文字をつくりあげる。クリエイティブや〜。飲み会とはコミュニケーションのバトルロイヤルです。

2011年1月22日土曜日

あ〜


孤独感というのは大人になればなくなるもんだと思っていたが増々ひどくなるばかり。これが夢で目が覚めてくれればいいのにと毎朝思う。

2011年1月20日木曜日

ギークTシャツ選手権

iPhotoに1年近くためっぱなしだった写真をpicasaにアップするという前人未到の大偉業を行っています。そういえばギークTシャツ選手権を一人でやってたんだった。しかし全然集まらなかったので、Tシャツを着ている人選手権をします。


たしかMITのおみやげ


そして光が生まれた!みたいなことらしい


これはかっこいい!オフィシャルprocessingTシャツ


これは泣ける!!昨年お亡くなりになられたgoogle wave Tシャツby高須


キューちゃんが道ばたでもらったARTシャツ


これはかなりのギークぶり



web1ページにある画像ファイルだけをプリントするTシャツbyエキソニモ


MAKEに行くと、アンチボットTシャツをカウントするのが習わし


このイヤホンなんだっけ・・


ヒグラシTを着るユウゴップ氏


セミトラ&エキソニモによる蝉Tシャツを着て集まるオフ会に、Tシャツ買わないで来た人々。あれ?セミトラの人がいる・・




■全然ギークじゃない編

このTシャツ、たしか演奏できました。


パックマンT


ガーヒー氏のTシャツセレクトはかわいい


タナカカツキTを着るたにぐち氏


ツインピークスの観光Tシャツを着るささきけいせい氏


はじめちゃんとやまもりさんのオシボーイズ


なんだっけ。核保有地域?かなんかのモチーフ。


チームラボ2連発。高須氏による、道にある点字サインの立体Tシャツ。謎すぎ


プリキュアbyいい大人

Twitter名言集その6 2011年1月号

1.
ここ新御茶ノ水なんだけど、メニューと店員の対応が日本じゃない。入った時、『予約の客来た!』って大声で叫ばれた! http://yfrog.com/gz96502963j

2.
ホラー映画を見てたんだが、あまりにも恐すぎて、本当に怨霊が出てきそうだったのでテレビの音量を下げようとリモコンを押したら画面に「オ ン リ ョ ウ」ぎゃぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!!

3.
後輩からメールが来た。『先輩、任天堂はとんでもない失敗をしました。ニンテンドー3DSはメガネが無くても3Dに見えるらしいですが、もしメガネが必要な仕様にしておけば電車の中とかで3DSをプレイするために女の子がメガネをかけてた

4.
「しずちゃん可愛い、って言う女にしずちゃんに似てるねって言うと怒るんだぜあいつら」って言ってる人がいたけど、俺だって血管食い破って脳に到達する寄生虫かっこいいと思うけどそれに似てるって言われたら凄く複雑だよ

5.
友達が映画館で前の席にいたアフロにポップコーンをポンポン投げて埋め込んでた #2ch

6.
孤児院への寄付、署名が「中川圭一」だったらどんな高級なプレゼントでも「もっと高価なの出してやれよ!」って話になるだろうな。

7.
これまでに何人かの本物の天才に出会った。彼らは目の前にいたかと思うと一瞬で高いところに移動する。こちらがひいひい言いながらそこにたどり着いて、「いい眺めですね、もう少し昇ってみますか」と声をかけると、「いやもういい」と言ってあっさり飛び降りてしまう。

8.
ほらテクノ手淫部の人まで… RT @tomo370: 花村太郎会ってなんですか

9.
バルセロナ行きのフライト、すでに一時間半以上遅れています。機内で待ちぼうけを食らいながら窓の外を眺めています。 http://instagr.am/p/5gbx/

10.
今、飛行機の中で「客室乗務員が水着になっている、2011年カレンダー」の機内販売が始まりました。売り上げはチャリティーだそうです。このラテン感覚、さすがについていけません。早く飛んでよ。もう二時間待たされている。

11.
チャゲアスはなんで殴りに行くんだっけ?

12.
親に youpy ステッカー捨てられた……

13.
長野新幹線の車内で「こいつ、大宮で降りるんだろうな」と予想した人々、見事に全員が下車。やっぱ埼玉は見た目が、特に女性は明らかに他県と違う…

14.
友人がある男性型アカウントにある女性型アカウントで呟いている事とほぼ同じことを呟かせて実験をしている。結果、圧倒的に男性型アカウントの方が各領域の専門家からの支持を集めることが判明。非常に面白い。

15.
オリジナルTRONのほうが良かった RT @yasuyukikono: 昨日観たトロンがあまりにしょうもなかったトラウマをFireballで癒している http://youtu.be/WVMIUN2Ipqw 同じディズニーのCG作品で,しかもこっちはタダなのに遙かにイケてる

16.
サブリナとか隠し砦の三悪人のリメイクとか、あういうのと同類と気づくべきだった。

17.
整数以外は邪神がつくった。

18.
天草四郎「農民の!ちょっといいとこ見てみたい!」 #2ch

19.
ワシ、関西の人(大阪も奈良も含むぞ)と初めて接触したの大学はいってからね。近鉄系の会社でバイトしてたの。言葉と文化が違うんで物凄いカルチャーショックだったな・・・特に人間関係の距離がなんか偉く違うのと表現の方法。

20.
コリン・ファース様祝ゴールデングローブ賞受賞。英では「そうか演技できなくてももらえるのか」との驚嘆の声。コリン様はなにを演じてもコリン様。私生活もあのまま。そう英を代表する大根役者・・・・・・

2011年1月15日土曜日

なっち

そういえばTRONの字幕、やっぱり戸田奈津子だった。彼女の字幕はニュアンスを踏みにじり、原語のウィットを葬り去る。「ギャグは意味を説明されるのが一番興ざめ」と言われるが、なっちは気の利いた言い回しが差す意味だけを取り出して「わかった」とかにしてしまうので魅力的な会話が味気ないものになってしまう。マーク・ロマネクの「わたしを離さないで」の字幕がなっちらしいので今から落ち込んでいる。

あとこれ、インターネットによるインスタントなコミュニケーションの中毒になる人々の病理がとてもよく描かれているエントリなのでおひまがあれば。
ニコ生主口説いたらひどい目にあった

ルパート・サンダースまだー

XBOX 360 - Halo 3: ODST - "The Life" Commercial (HQ)

「第九地区」のニール・ブロムカンプ、そして「トロン」のジョセフ・コシンスキら、CM出身の映像作家が手がける長編映画が面白い。

で、彼らに続く映像作家でわたしがいま最も期待しているのはMJZ所属のイギリス人ディレクター、Rupert Sanders氏。リンチやフィンチャーのように行間のある映像を撮る人である。ひっそりとたたずむ無機物にいいようの無い恐れを感じる。

いま手がけている長編映画「Snow White and the Huntsman」(シャーリーズ・セロンが出演。白雪姫の暗殺を頼まれた猟師と白雪姫との逃避行の物語らしい)は2012年の公開とのこと。短編「ブラックホール」も見てみたい。

Tron Legacy (2010)



Tron Legacy (2010)を六本木ヒルズの映画館で鑑賞。3D。前評判があまり芳しくなかったのでちょっと不安だったけどそんなに悪くなかった。映画館で見る価値のある作品であることは間違いない。見に行ってない人はゼヒ是非行ってみてください。


監督はNIKEなどのCMでカンヌなどたくさんの賞を受賞したジョセフ・コシンスキ。VFXは「トランスフォーマー」のマイケル・ベイが率いるCGスタジオ、デジタルドメイン。ジェフ・ブリッジズが35歳の姿で登場するシーンはすべて「ベンジャミン・バトン」で培われた顔合成の技術を用いている。わたしはそのことを知らなかったので普通に見て、観賞後に教えられて驚いた。それくらい違和感ナシ。コスチュームのLEDはリモコンで操作されているそうです。


コシンスキ監督の作品のなかでもわたしが一番好きな、シボレーのCM。他のCMはまあまあ。

わたし「アバター」みてないので、3D映画を映画館でちゃんと見るのははじめて(U2のライブの映画くらい)。酔ったりはしなかったけど、メガネが重いのには閉口する。同行のかわしま氏は「メガネのツルの先端を座席に押しつけ、メガネを浮かせて鑑賞する」という3D先端国であるアメリカ仕込みのやり方を教えてくれた。しかしこの重い3Dメガネは髪の毛に変な癖がついてしまうのでデートなどには向かない。皆気をつけるように。

2011年1月11日火曜日

h-u-n-g-r-y


おなかがすいたな・・と思ってから米を炊き始めると、炊きあがるまでの時間が永遠のように長く感じられる。お手軽に永遠を体験する方法としてオススメ。

2011年1月8日土曜日

2011年1月7日金曜日

真性


今日はちょっと熱が下がりましたが寝込んでいました。ロードオブザリングを全制覇。終わるのがもったいないくらい面白かった。ていうか、だいたいここ三日ぐらいまともに人に会ってない。今日ツタヤにいったら他人がたくさんいてめまいと動悸がしたぞ。他人こわい。これはけっこう危ない。マジで鬱と真性ヒキの兆候である。やばい。がんばります。

ノルウェイの森


「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン)を見た。この映画について、村上隆が「映画だけが持ち得るグラマーを利用して何かを伝えようとしてる革命的作品。全部のシーンが挑発的であり、計算をしており、熟成している。」と絶賛中。「それにしても「インセプション」と「ノルウェイの森」の映画的グラマーには恐ろしく似たモノがある。海、波=自分自身への懐帰。雪=遠い世界、あちらの世界の暗喩。睡眠=死。こうした文法が僕の知らない所で映画人達が標榜しているのかと思うとゾクッとする。」と仰っているが、暗喩を用いることにいちいち驚いているのはこれまで火を見た事が無かった人みたいなのでやめたほうがいいと思うし、「インセプション」では心理学的なモチーフを使ってはいたけれど、ノルウェイの森との共通点はあまりない。

わたしが共感するのはむしろこちらのブログにあった「純愛の不可能性を証明する映画」説。

”つまり、ワタナベが本性を現していくうちに、「男って可愛い女なら誰でもいいんじゃない?」という誰もが薄っすらと思っていた純愛否定のパンドラの箱が開いてしまうのです。”

ああ、ほんとうにそうだ。菊地凛子の爆笑ものの不思議ちゃん演技とこの世にこんなに美しい女がいたのかと驚かされる水原希子では比べ物にならない。映画において、トランアンユンは意図的にワタナベをひどい男として描いているように見える。原作にあった、直子が「林には暗い穴があって、そこに落ちるイメージが頭から離れない」と話すくだりや、レイコさんとワタナベが直子の弔いで寝るという箇所を取り上げなかったことからも。

原作をおぼろげに覚えていたので把握できたけれど、登場人物の説明の無さっぷりも気になった。トランアンユンは「ストーリーよりもキャラクターの内面を表現することを重視した」と語っているが、あまりにも説明不足すぎる。

この映画に出てくる人で唯一好きだったのは長沢先輩の恋人のハツミさん。セックスと死にまみれた地獄絵図のような映画のなかで、彼女だけが高貴な魂として描かれていた。トランアンユンはもしかしたらアジアのミヒャエル・ハネケになるのかもしれない。

ローラーガールズ・ダイアリー


女優ドリュー・バリモアの監督デビュー作。あるスポーツとの出会いから、青春を謳歌するようになる少女の姿をさわやかに描き出す。主演は「JUNO ジュノ」のエレン・ペイジ。

です。
2010年のベスト映画にあげる人もいたので鑑賞。したけど1時間たたないうちに「これは時間の無駄だ」と思って終了。演出はフツーに破綻なく進んでいくが、そこにあるのはご都合主義なストーリー、安易な展開、個性のないキャラクターだけだ。ティーンネージャー+ローラーゲームというプロットを教科書通りに演出した結果がこの映画。学校、アルバイト、学校に一人はいる嫌なヤツ、バンドをやってるボーイフレンド、など青春のアイコンが型通りに散りばめられ、両親も友人もボーイフレンドもひたすら主人公を肯定するだけ。主人公を成長させる苦しみも葛藤もない。もしくはローラーガールという暴力とセクシャルな要素を合わせもつ競技とガーリーさへのフェティシズムを露骨に表現してくれたらカルト映画としての価値もあるが、そういう描写もあんまりナシ。

短編だったらよかったかも。エレン・ペイジの顔を見ているだけで至福という人以外は、2時間も費やす価値はあんまりないと思う。ゾーイ・ベルとドリュー・バリモアとエレン・ページがローラーゲームでキャッキャしてるとか、もうそれだけで名画になりそうですがそうではなかった。よく「わたしかわいい女の子大好きなんです〜」と言う女子がいらっしゃるが、そういう人は「ローラーガールズダイアリー」を見て、それだけじゃやってけないということを心に刻んで欲しい。「デスプルーフ」を撮ったタランティーノはやっぱり偉大である。


で、この作品をエレン・フォン・アンワースが撮った。激最高。映画もここまでのフェティシズムがあふれていればよかった。映画として破綻していても、ビジョン(変態度)があれば作られる価値のあった映画になる。ドリュー嬢は破綻のない映画を撮り上げることができたが、変態度がまったく足りなかった。次回作に期待!!
http://home.frognet.net/~mcfadden/evu/Ellen_von_Unwerth_Hot_Skates.htm