2012年2月29日水曜日

Melancholia Prologue

ラース・フォン・トリアーの新作Melancholiaのオープニング映像がやばい!!超やばい!!超かっこいい!!マシュー・バーニーを超えるのはトリアーしかいない..!!なんつって。このあとは120分間の手ぶれ映像地獄なんですけどね。そこも含めトリアーぽい。シャルロットが人間臭くて優しい救いの女神みたいになってて、トリアーはシャルロットにメロメロなんだろうなと思った。トリアー自身が鬱病を患った時に書いたものだそうで、ほんと欝病患者の様子が激リアル。ほんとこんな感じなんだよな〜。ぜひ劇場で、できるだけ後ろの席で、体調が万全な時にチャレンジしてみてください。

その他:舞台がどこかわからなかった。ジャック・バウアーとキルスティン・ダンストがべらべらアメリカ英語でしゃべって、キルスティンの姉がシャルロット・ゲンスブールという設定でイギリス英語をしゃべっていて、なんか雰囲気はアメリカっぽいんだけど建物がヨーロッパぽいので混乱した。既に現実離れした世界に見えると、日常→世界の終末の説得力がちょっと薄れてしまうのでもったいない。激リアルな日常からあの終末だったらもっと説得力があったかも。

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