2009年8月15日土曜日

映画「G.I.ジョー」が最高だから今すぐ見に行ったほうがいい



先週の土曜、公開二日目に見て来た。一人で。

まず言いたいのは、この映画は2009年夏休み映画で一番最高な爽快アクション映画だからみんな見た方がいいということだ!!

すごいよ!なにこれ!「トランスフォーマー」がノリだけのバカ・アクション映画だと思っている人は全員これを見て考えを改めて欲しい。目を開けてよく見て!これこそがご都合主義だ!なんかド派手な爆発とかアクションとか、とりあえず暴れられれば背景もストーリーもどうでもいいや!みたいな感じで2時間進んで行くのがすごい。

そして、ビジュアル面もちょっとダサいのがいい。VFX、戦うシーンはいいけど背景とかデザインとかがさっぱりあか抜けない。地底の秘密基地とか見た目がすんごいかっこわるい。ダセー 美術もけっこうしょぼい。悪役が開発した細菌兵器「ナノマイト」のデザインとかすんごい弱そう。

でもパリを走るパワードスーツとか、ボンデージスーツみたいのに身を包んだ美女がバキバキに戦うとことか、イビョンホンの白い忍者も腹筋割れまくっててアクションもキレがあってかっこいいし(日本人俳優であのアクションが出来る人いるかな?)、エッフェル塔は倒れるし(「ウォッチメン」を見たとき予告編でこのシーンがあって爆笑した)、なんにも考えないで見てるだけでめちゃくちゃ楽しい、模範的ハリウッドアクション映画です。後半になるにつれ、ますます派手になるアクションシーンとご都合主義にもう声を上げてげらげら笑ってしまった。

監督のスティーブン・ソマーズは「ハムナプトラ」シリーズなどで知られる、ド派手バカアクション映画の大家だそう(K池氏はソマーズ教信者)。この人どんな人か知らないけど、ほんとにバカだとおもう!彼の映画を見ているとマイケル・ベイ映画がまるでヴィスコンティのような貴族的な作品に思えてくるのがすごい。とか言ってるとまたトランスフォーマーが見たくなってきて困る。トランスフォーマーのCGってほんとに超スタイリッシュだったなあ。


あらすじ: 世界征服を企む悪の組織“コブラ”が、各地で活動を活発化させる1990年代。あらゆるものを破壊する威力を持つ最強兵器ナノマイトがコブラ一味の手に渡ってしまう。コブラの脅威が世界各地を襲う中、アメリカ政府は世界各地の精鋭を集めた史上最強の国際機密部隊 “G.I.ジョー”に願いを託す。

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