世界征服やめた ラップ/リーディング

世界征服やめた　ラップ/リーディング

サエキックが夜中の１時におくってくれたyoutubeリンクを開いたら、とんでもないものがとびだしてきた！

最近「中二病」ってはやってるけど、もうこのラップ（とやら）を聞いたらもう軽々しくそんなことば使えない。中二病とはこのようなケースにのみ濃厚に適用されるべきである。こんなにアニメの香りがするラップ聞いたことないっていうか、これ君ラップじゃなくてラジオドラマだよ、とか無粋なつっこみはなしだ。

若さとはかように苦しいものである。この叫びを聞いてみたまえ。なんて苦しそうなんだろう。聞いてるだけでしにそう。しかし彼は年をとるとこの窒息しそうな感じが薄れるのをまだ知らない。年をとるにつれ、皮膚感覚が鈍るというかツラのかわがあつくなるというか、自意識もだんだんどうでも良くなってくるのでなんだか楽に息ができるようになってくる。

自分の身長が１センチ高かろうが低かろうが鼻が高かろうが低かろうがまったく関係なく世界はまわっているし、ていうか誰も見てないし、今みている世界がこの世のすべてではなくて、自分で行く場所や付き合って行く人たちを決めることができるんだし、自分はどこにでもいけるんだからもっと広い目で世界をみなくちゃいけないんだといずれわかる。

まあ再生回数も１００回くらいだけどべつにいいんだ。夏休みだし。ってこの人３０代とかだったらわらうなあ。

それにしても相対性理論のテキトーきわまりない脱力歌詞がこんなに売れるなんて、やっぱりみんな薄っぺらい愛の歌なんか聞きたくなかったんだ、マーケティングは死んだんだと思ってすごくすがすがしかった。