について、デザイナーの服部一成氏の言葉。
グラフィックデザインはクライアントから依頼された伝達の要素を満たしていればいいわけではないと思います。そこに「何とも言えずいい」「なぜか好きだ」というような、見る人を引きつける力、光るものが一枚の平面の中にでき上がっていること、それがグラフィックデザイナーの本当の役割なのではないかと思います。それはメッセージともちがう次元の、肌で感じる魅力です。これが作れないとだめだと思うのです。その魅力は、なかなか意図して生み出せるものではありません。ただ真剣に仕事をすれば出来るというものでもないし、わざとらしくそれらしく狙ってみてもうまくいかないものです。その魅力が一体なんなのか、いつも考えています。
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