2011年2月12日土曜日

The hardest challange


もっとも難しい挑戦。それは恋愛感情を持っている相手が"自分に興味が無い"ということを認める瞬間ではなかろうか。

これはほんとうに難しい。恋愛におちいっているとき、人の頭はおかしくなっているので、「連絡がないのは忙しいから」とか自分の都合のいい理由をいくらでもでっちあげて「相手も自分のことを気にかけているはず」という洗脳をする。「ここでひきさがったら損」みたいな、先物取り引きで借金地獄に突入するかのごとく貧乏くさい考えも洗脳に拍車をかける。"相手が自分に興味が無い"ということを認めるのは、自分に価値がないことを認めるように感じてキツいんだろう。

まえに「人間関係の不幸の9割は過剰な期待からきている」と言ったが、恋愛の苦悩の9割は"相手は自分に興味があるはず"という考えに固執することによってできているんじゃないかと思う(あ、でもこれも根拠を自分ででっちあげる過剰な期待か)。相手の感情と自分の感情のバランスを的確に判断し、相手に感情がない場合は自分もエスカレートしないような確認制度を設けておけば、振られて死ぬほど落ち込むなんてことも起こらないだろう。

自力で洗脳を解くのは困難を極める。恋わずらいは人類を苦しめる一大疾患であるので、近い将来洗脳解除を医療保険でサポートするべきだ。わたしは生まれ変わったら催眠術師になって、人間を苦しませる恋愛の苦悩の業火から人類を救いたい。っていうか思い込みの激しい人以外はみんな普通にこれをやってるんだろうなー。

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