2013年7月31日水曜日

ニャンニャン

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嫌悪感を覚えるという意味で「吐き気がする」という言葉を使う人がいる。本当に吐き気を催す特殊体質なのかもしれないし、やたらと人間が吐く洋画に影響されているのかもしれないし、はたまた「やめてほしい」という意味で使っているだけなのかもしれないけど、どっちにしろ、使ってると一気にIQが下がる言葉であります。


2013年7月28日日曜日

ラッパ

IMG_6646 あるところに男の子が住んでいた。 男の子はラッパを吹くのが上手だった。
 そこにおじさんがやってきて、「きみのラッパは上手だからバンドに入りなさい」と誘われた。 男の子はバンドに入って、いろんな曲を演奏した。
バンドは売れたけど、男の子はいまいちしっくり来なかった。
自分が作った曲でもないし、自分がいることでなにかプラスになっているとも思えなかったからだ。 自分でなくてもこのバンドのラッパ吹きは務まるんだろうなと思った。

ある日、男の子が道を歩いていると、公園で演奏をしている人たちがいた。
男の子が見ていると、その人達が「君、ラッパを持ってるけど吹けるの?良かったら入らない?」と 誘ってきたので、演奏に入ってみた。

彼らは曲を演奏する時に、既存の曲においてもプレイヤーにある程度の自由さを持たせた。 そこでは、ポップスの快楽とジャズのアドリブによるアバンギャルド性を合わせもつような、 「カオスの縁」といえるような状況が生まれる。自分が予想もつかないようなフレーズが出てきて、 音楽がどこまでも豊かなものになっていった。

そのような構造だと、 プレイヤーは取替えがきかないし取替えがきく。 自分でなければできないことが出来るし、他の人が入ればその人にしか出来ないことができる。しかし、構造は変わらない。この「取り替えがきかないし取り替えがきく」という状況になれば、閉鎖や停滞が起こらないだろう、これは素晴らしいなと思って男の子は公園を後にしたのでありました。

2013年7月26日金曜日

カメラロールを見たら写真が残ってたので、あれは現実だったのかとわかった



外から見て「なんかここは感じがいいなあ」と思って前を通り過ぎてたお家があった。 ひょんなことから「よかったら遊びに来てください」と誘われて、遊びにいってみたら 豊穣な音楽とおいしいごはんとおしゃべりでもてなされて、しかも見てるだけじゃなくて 参加までさせてくれて、竜宮城みたいに楽しかった、みたいな経験をした。

あまりにも楽しくて夢みたいだったので、朝起きて「あれは夢だったのか」と思ったけど カメラロールを見たら写真が残ってた。あれは現実だったのか。 それでもまだ夢だったみたいなホワホワした心地がする。 ハー、生きてるだけで幸せだしまるもうけだ〜

2013年7月16日火曜日

どこまで人間は他人とコミュニケーションできるのか

この前アメトークで「結婚したくてしょうがない芸人」をやってて、 いやあ、わかるなあと思いながら見ていました。 そこで、「僕の理想の結婚生活の一コマ」みたいな妄想シーンがありました。 夜中に嫁が自分が出ている番組を録画しているコレクションを見て 「やっぱり◯◯が一番面白いわ〜」って言ってるのとか、 「ご飯食べてから遊びなさい!」って息子と一緒に怒られるところとか、 みんな思い思いに結婚生活を妄想していたんです。

そこで自分は何を結婚生活に妄想するかと考えた時に、ある光景が浮かびました。 それは小田急線の駅のホームで並んでいた時のこと、 前にいるのは60代ぐらいの夫婦。 旦那さんのほうが、奥さんに「水ある?」って聞いたら、 奥さんはカルディで売ってるみたいな、180mlくらいしかない ペットボトルの飲みかけの水を旦那さんに渡して、 旦那さんはそれを飲み、ちょっとだけ残ってる段階で奥さんに 渡そうとした。そしたら奥さんが「もう全部飲んで」って旦那さんに言って 旦那さんは返事もしないで全部飲んだ。 奥さんはそのペットボトルを受け取ってカバンにしまった。

独身の人が喉が乾いたと思ったら、「喉乾いた→水はカバンの中にない→ 後ろにある自動販売機で水を買って飲もう」と考えて自販機のボタンを押す。 ところが、夫婦というものは「喉かわいた→隣の人に持ってるか聞く」というのが あって、それはすごいコミュニケーションだなと思う。もう、脳が地続きみたいな。

私はいままでろくにシリアス・リレーションシップというものが 出来た試しがない(おそらく自己評価が低いことに起因する、 恋愛における一対一のコミュニケーション能力の低さによる)。 そういう人からすると、もう脳が地続きみたいな関係性を築ける人が うらやましいことこの上ない。

人間が他人と出来る限り深いコミュニケーションを取りたいと思ったときに、 果たしてどこまで他人と分かり合えるのか。そういう境地になった時に、 自分自身を手放すということによって 何を得るのか。そしてどのような過程によってそれが行われるのか、 みんなどうやってそんなことをやってのけているのか。

ということで、結婚したくてたまらない芸人にはそういうシーンを追加して欲しいと思いました。

2013年7月14日日曜日

最高の夏ってなんだ

なんだろう

2013年7月9日火曜日

余裕

2013年の上半期は息をつく暇もないくらい忙しかった。 昨日iPhoneの半年分の写真をflickrにあげてたら、あまりにも遊んでなさすぎて 移行するのをやめたくらいだ。ていうか去年の夏も一昨年の夏もその前も全然遊んでない。 この世には最高の夏というものがあるそうだが、そんなのホントにあるんだろうか。 もう老い先短くて来年はこの世にいるのかもわからないし、今年はそういうのを探しにいってみようかな。