2011年3月9日水曜日
そりゃあCDが売れないわけだ。
CDが売れないと言われている。
先日、DJが高校生とかでヤングが夢中というレーベルのイベントに行った。さぞかしナウでヤングなミュージックがスピンされているんだろうな・・と思ったら、
ピークタイムがボーンスリッピーとかケンイシイ「extra」、電気グルーヴ「虹」とかだった
会場のヤングが大盛り上がり。ヒップホップとかドラムンとかダブステップとかグライムとか恐そうな音楽はなく、エレクトロですらあんまりかかってなかった気がする。そりゃあCDが売れないわけだ。デトロイトテクノは「Jaguar」以降のアンセムがない、とか言われてるけどみんなおなじだな。
昔の話をしますと、以前はDJやりたいと思ってもアナログのタンテしかなかったので技術の修練が大変だった。わたしもご他聞に漏れずテクニクスのタンテ2台とミキサーを購入してみたが、何をどうやってもピッチ合わせができない!カットイン・カットアウトも全然できない!あれはみんなどうやっているのか、本当に魔法のようだ。そしてDJの道はあっさり諦め、聞く専門に落ち着いているのであります。
で、イベントではみんなラップトップDJだった。DJソフトではピッチ合わせも自動でやってくれるので大惨事にはなりにくい。だから、もっともっとアグレッシブで無茶苦茶なことをやったほうがいいと思うんですが、お客さんもめちゃくちゃ踊ってすごく喜んでいたようだったから、それでいいのかな・・。無茶なプレイしたらそれはそれで糾弾されちゃいそうだもんな。オルタナティブなことが売りのイベントなのに、やっていることはコンサバなフォーマットに乗っかって硬直しちゃってる気がしてもったいないなと思った。mograがスゴイのは、そういうコンサバな"クラブ"というフォーマットが最初から無効になっているところだ。
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