2012年12月31日月曜日

2012年べストライブ

もうすぐ2012年も終了です。今年のベストライブパフォーマンスをメモってこうと思います!!あんま積極的にライブに行くほうではないし今年は全然ライブに行く余裕がなかったのでいけてないし、相当偏ってますすみません。。順不同。

1. 2012年1月 KIRIN CHU-HI 氷結 Presents Perfume 3rd Tour 「JPN

初日の神戸に無理やり行ったのはいい思い出。。もう最初の仕掛けからすごくって、テクノロジーかつ肉体派のパフォーマンスでスンバらしかった。glitterのレーザー演出とかも。神戸では宿をとってなくって、気づいたら見知らぬホテルのロビー脇のトイレで寝てた。次の日には普通に京都で仕事してて、自分のたくましさにドン引きした。武道館は暑かったんだ。武道館もすてきだったなあ。

2. 2012年2月 恵比寿映像祭 ライブイベント「シー・ディス・サウンド」

エキソニモ、evala、ドラびでお、Typingmonkeysら出演。エキソニモはマシンがクラッシュするという危機をひっくり返すような鮮やかな復帰ドラマだし、タイピングモンキーズもevalaさんもドラビデオさんもめちゃくちゃかっこいいパフォーマンスで最高だったんだ。その後の打ち上げは、学芸員Y氏の知り合いの店に行ったら知らない人がパーティ中で、そのパーティにみんなで紛れ込んでよくわかんないDJで最高に踊りまくってめちゃくちゃおもしろかった。


3.2012年4月 花見

天才こと比嘉了氏の生誕祭こと花見の日がめちゃくちゃ寒くて屋内で行うことになり、自分で急きょ花見アニメーションをその日のワークショップで教えたoFのアドオンで作ってて、超きれいだった。

4.2012年4月 SONAR SOUND TOKYO

見どころ大杉の豪華すぎるフェスだった。Ryoichi Kurokawaのビジュアルショーは圧倒的クオリティだったし、Dorian Conceptはもう泣いたし、The Cinematic Orchestraはほんとに映画流しながら演奏してて、まさに映画に意味を与える素晴らしいパフォーマンスだったし(そして全員演奏が上手い)、Mount kimbieは二人でギターとかドラムとかキーボードとかいろんな楽器を使ってパフォーマンスしてて、この二人はほんとに音楽が好きなんだなってほっこりしたし、RustieはライブよりDJのほうがいいんだろうなと思ったし、スクエアプッシャーはなるほど!って感じだったし、クラークで休憩せざるを得ないくらい贅沢なラインナップで、1日目ラストのアフリカハイテックはマジ手抜きの消化試合って感じで以前見たレッドブルアカデミーでの素晴らしいパフォーマンスをみんなに見せたいと思ったし、Hudson Mohawkeときたらほんとにほんとにすばらしくって震えた。帰りにタスキ先生&あんどうくんと松屋でトマトカレー食べたのもいい思い出。

5.2012年5月 evala × クワクボリョウタ(VJ) REPUBLIC Vol.9~映像作家100人 2012 リリースパーティ~ 

evalaさんの音にクワクボさんがその場でパソコンの部品やプラスチック雑貨などを使った影絵を即興で作って投影するというパフォーマンスで、音も映像も素晴らしすぎで全神経を集中させて見た。リパブリックは終わったそうですがこのときやってたd.v.d.も改めてすごくよかったし、最後によいライブが見れたのでよかったです。

6.2012年3月 MUSIC TODAY LAFORET|ミュージック・トゥデイ・ラフォーレ 蓮沼執太フィル

蓮沼執太さんのライブがあまりにも素晴らしくてびびった初の体験。蓮沼さんは大変立派なバンマスで、豪華メンバーな蓮沼フィルを豪快に仕切ってて、は~こんな人いないよな~と大変関心とともに感動した。音楽性が豊かで、ああ音楽を聞いて楽しいってこういうことだよなあ、このライブもう永遠に終わらないでくれないかなと思わされるので見たことない人は全員見たほうがいい。快快さんのセットもよかったな。

7. 2012年7月 JKD Collective Launch Party「VIDEO MUSIC」
AMETSUBのDJにDAITO MANABEがビジュアルをつけるというパフォーマンスで、仲の良いお二人ですが実は初共演。ビジュアルが5,6年前につくったネタを使いつつつくりなおしたものらしかったのだけど、そのモチーフがグリッチとか今流行のトーンっぽさもありつつもめちゃくちゃ超絶カッコよくて、これまで見たVJランキングの中でベスト3に入るくらい最高だった。記録とかなんか残ってないのかな~。

8.池田亮司/Ryoji Ikeda Ryoji Ikeda datamatics [ver.2.0] @WWW
映像の上映なので正確にはライブではないけれど、いやーーーーー素晴らしかった。これまでのdatamaticsの集大成という作品で、今までに見た作品のピースがちりばめられた映像作品だった。インスタレーションではわかりにくいところがあったコンセプトが、この作品ではとても明確になってるように思えてものすごく感動した。もう映画的というか完全に映画っぽい。無機質なデータのみを登場人物とする、世界初の中編映画。画面に出てくるのは数字と文字の羅列とパラメータだけ。それでもそこにものすごく広大な世界があって、ビットたちがその世界の秩序に従って動いているのがわかる。もう「スターウォーズ」みたいな壮大な世界がスクリーンの向こうに広がっているのが、言葉の説明が一切なくてもわかる。そしてその世界がユートピア的であるということも。サウンドともあいまって、それはもう圧倒的な体験で、データの羅列だけでこんな世界観を見せることができるなんて、リョウジイケダが世界的な評価を得ているのもよくわかった。

9. electraglide 2012
この前のブログでも書いたけど高木正勝さんはほんとにすごかった。どうしてこの人は映像と音を一緒にやってるんだろう?ってずっと思ってたけど、「こういうものを見せたかったのか」と完全に腑に落ちた。演奏もほんとに豊かなものでした。あとkode9総帥はジュークからフットワークからドラムンからすごく軽やかかつ超ドープで最高すぎた。amontobinのやつは、youtubeで見てたときは「圧倒的なビジュアル体験」で「超高精細なプロジェクションマッピング」が売りなのかと思ったけど本物はちょっと違う感じだった。あのライブセットを一回一千万とかで世界中で売ってるらしいけど、キューブを配置したオブジェは結構小さいので、あまりスケールに圧倒されるという印象は受けない。プロジェクションマッピングは、厳密にやってるというよりも、キューブに対してあまりそごがおきないアニメーション映像を投影してたりしてた。それもちょっとストーリーありげなアニメーションとかを。ただしその投影するアニメーションのクオリティは超一流。3DCGのアニメではあるが、アメリカのピクサーっぽいのでもアートっぽいポリゴンっぽいのでもなく、ゴブラン校っぽいリッチな作風のアニメーション。音楽とその表現のシンクロ具合は大変良く、さすがであるとうなった。そしてキューブ型のスクリーンに投影しているからこそ間が持つんだなとも思った。ほんとうにいろいろ良く考えられている。

あとout of dotsのアオキタカマサ×マサトツツイとか、リパブリックのエキソニモ×渋家のVJとか、あと昨日行った大ネットは4階の音が大変好みで、iserobinさんとかyambabomさん、umioさんとかすんごくかっこよかったので調べてみよう。2013年はもっとちゃんとライブとかクラブとかに行って現場で見てみないとです。


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