2013年1月2日水曜日

ちょっと泣ける

この投書ちょっと泣いた。「ちょっとずつずれてしまったのだと思います」というところをクライマックスに、SNSの下りでさらに泣かせにはいる。女の子が大人になるという、なにかを得てなにかを失うことのセンチメンタリズムにあふれた名文だ。この文章が甘く胸を締め付けるのは、彼女が喪失したものが、彼女に決定的なダメージを与えないからだ。実存的な何かを決定的に揺らがすものではなく、失ってもなんのダメージもないものを失うときに甘い悲しみが訪れる。

0 件のコメント: