パンクを少しでもかじった人間は全員見ているはずのロマンチック・パンク映画「シド&ナンシー」のアレックス・コックスが新しい映画「サーチャーズ2.0」を撮って来日した。
今彼はアメリカに家族と住んでいる。奥さんがアメリカ人でイギリス嫌いなのと、飼っている犬をイギリスに連れて行けないからイギリスにはもう帰れないと言っていた。誰かに預けることもできるけど、犬が僕らを恋しがるとかわいそうだから置いて行けない。20年以上前、かつて彼がパンクだったころ、彼は犬なんかより猫のほうが好きだった。猫はわがままで自分勝手で、まるで自分みたいだったから。でも家族が出来て何もかもが変わった。今は家族と犬が一番大事だ。
「シド&ナンシー」のラストシーンの意味を聞くと、ロマンチックでセンチメンタルなブルシットだと言っていた。当時はロマンチックな夢を信じていたけど、今はちょっと違う。世の中の全ては変化していくし、誰もが死んでいく。
新作、まだ見てないんですが、ものすごく面白そうです。
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