2008年5月12日月曜日

90歳がロックを歌うYoung at heart


人生で「あの写真とっときゃよかったー!」って後悔する瞬間ってあると思うんですけど。私の場合はロンドンの2階建てバスから見た、「シルバーエクストリームスポーツ団」のツアーバス。座席の後ろの窓に「我々はスケボーとエクストリームスポーツを楽しむ老人集団チームです」っていう看板を掲げて道を走ってた。その看板、いまでも写真とっときゃよかったってたまに思い出すんですよね。

で、この映像は町山智浩さんがストリームで話してた、90歳オーバーのロックンロール合唱団「Young at heart」。もともとフランク・シナトラとか歌ってた老人合唱団が、「知らない曲を歌ってみたいのう」っていってロックを歌いはじめたんですって。しかもソニック・ユースとかラモーンズとかパンクなやつまで。で、ヨーロッパとかで人気でちゃってツアーとかしてるんだけどトシがトシだけに途中で天に召されるメンバーなんかもいて、デュエットがソロになったりするらしいw 町山さんは「プライベート・ライアンみたいに友達が死んでいく」ってうまいこと言ってました。

'Fix You' by Coldplayは「きみがベストを尽くしてもダメだったとき、取り返しのつかないことをしたとき、光が導いてくれる、僕が君を直してあげる」っていう曲なんだけど、デュエットの相棒に先立たれたFred Knittleさんが歌うと天国に導かれる歌にしか聞こえない・・・。途中で入るシュコーって音は人工呼吸器の音らしい。老人が歌うロックってものすごく説得力ありますよ。BBCが彼らのドキュメンタリーを作ったそうで、アメリカではFOX SEARCHLIGHTで配給されるそう。日本でも見れるかな〜。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Fix you笑った(笑)
ロックの可能性を見た気分ですね

akiko saito さんのコメント...

<KZHさん
わらうよねw KZHさんもぜひコーヒー片手に…