ニャン太はヒッサのおうちでハワイにいったご主人のお留守番をしている猫。野良猫だったところをご主人に拾われて、今では立派な家猫。かつて野良だったとは思えないほどの気品と落ち付きをもっている。ちょっと老けて見えるけど、実は1歳。その体に触るとやっぱり若いんだということがわかる。ニャン太はどこを見ているんだろう。
我々は鯵を焼いて食べた。普通の猫なら、魚が焼けるにおいに飛んでくるんじゃないかと思ったのだけど、ニャン太はキャットフードにしか興味がないみたい。もし東京に大地震が起こってご主人様がキャットフードをくれなくなったら、ニャン太はどうするのかな。おなかが空いて倒れそうになるまでずっと待っているのかな。でも突然DNAに刻まれているニャン太の野生がはじけて、鳩を捕まえたりするのかも。その瞬間、「オレ、生きてる!」みたいに感じたりするのかな。
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