2008年5月25日日曜日
バウハウス・デッサウ展
今もデザインやアートに多大な影響を与え続ける偉大な教育機関、BAUHAUS(バウハウス)。そのバウハウスの活動を通して作られた260点のプロダクトと資料が集結する展覧会「バウハウス・デッサウ展」にいってきたよ!やっぱり点数が多くて圧巻だったよ!
こういうのに行くと「これいいな」と思った作品の作者がかぶっていて、それからファンになることが多い。今回はラスロ・モホイ・ナジさん、グレーテ・ライヒャルトさん、ヘルベルト・バイヤーさんの作品が気に入った。特にラスロ・モホイ・ナジさんは構成の力がすさまじく、印刷物のレイアウト、写真、立体物、なにやってもスゴイ。構成力って大事ですね。
それにしても食器、家具、印刷物、建築すべてが洗練されまくってて、バウハウスってすごかったんだな~と改めて実感。ドイツの人は80年も前からこんなモダンなものつくってんのかと思って少々絶望したけど、日本には日本のいいとこがあるもんね!
彼らの活動の目的は”産業革命で大量生産された製品が行きわたった結果、美しくないものが生活に入り込んでいる。それはよろしくない、職人の仕事のようにクオリティの高い製品を使い(最終的にはそれらで作り上げられた家で)、豊かな生活をするべき。”というもの。
しかしグローバリゼーションが進んで人々の生活はさらに悪い方面に画一化し、温暖化とかでそれどころじゃない2008年からするといくぶんユートピア的&ブルジョワ的でな考えではあるけれど、そんな世界ができたらいいねえ。デッサウのこの校舎、しぬまでに一度はいってみたい。
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6 件のコメント:
パウルクレーの教材があるんですね!
美のアンチテーゼのような生活の僕ですが・・・
み・・・見たひ・・・
<おりさん
教材とか、生徒の演習とか興味深いものばかりでした。何をやってるひとにもインスピレーションになりそうなかんじでしたよ!ビババウハウス!
バウハウス・デッサウ展って、関西までこないんですよね。行ってみたいなあ…。
私もこれ行こうと思ってるんです!7月に東京行く時にギリギリまだやっているはずなんで・・。この会場になっているところ、行ったことないんですよねー。それもまた楽しみです。
私もデッサウのあの校舎にいちど行ってみたい~~~~。ベルリンのバウハウスアーカイヴには行ったことあるんですが・・欲しいポスターばっかあって買いあさったことだけが記憶に残ってます(浅ましい・・)
<SAECOさん
静岡かどっかには巡回するんですよね。わたし、関西でやってる液晶絵画展にいってみたい!
http://www.nmao.go.jp/japanese/still_motion/index.html
<わかさん
そうですね!7月13日かな?オリジナルグッズのトートバッグもかわいいのです☆
さいとーさん!なんと、びっくり。
さいとーさんのコメントをここでみたあとすぐに母から電話があって、関西でやってる液晶絵画展というやつのチケットもらったからいかへーん?って電話かかってきましたよ!!!
すげーすげーぐうぜんやぁ!!!
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