2009年2月9日月曜日
映画「アラビアのロレンス」
タカシマヤタイムズスクエアで劇場公開していたのでみてきた。
この古典的名作が気になり始めたのは去年から。「ダークナイト」で70ミリのIMAXカメラを使ってたときに、「デビッド・リーンができたんだからオレらにできないはずがない」とか言っててー。スピルバーグも「新作が劇場にかかるまえに必ず見直すのが”ロレンス”と”ドクトル・ジバコ”だ」とか言っててー。これは気になる。
で、上映時間4時間にビビりつつも見てみたらめっちゃくっちゃ面白かった。どどどどこまで広がりがあるんだみたいな、かげろうさえも収めた驚愕の映像はもちろん、ストーリーとかなによりロレンスと仲間たちのキャラがすごく魅力的。あまりにスケールの大きい映像なので、DVDで見るとらくだとかがつぶれて何写ってるのか全然わからないかも。
ストーリーは、史実に基づいた純粋なヒーローもの。アラブとトルコが争ってたとき、イギリスが介入した時のおはなし。アラブおたくな英軍のダメ軍人ロレンスがアラブに行ったら、現地になじんでほんの少しの現地人と一緒にトルコ軍を打ち負かす快進撃を繰り広げる。みたいなかんじ。
ロレンスがどう見ても目張りを効かせて男っぽさを抜いたデヴィッド・ボウイ。暴力も冷血もだいっきらい!な平和主義、のはずが戦争の魔力に翻弄されて人を殺すことを楽しんでしまうどうしようもない人間の性みたいなのが大変良く描かれてる。ジャンヌダルクみたいなマッチョなヒロイズムと、オタクとしての「僕が楽しく生きられればそれでいいです」がせめぎあってるかんじの。もう、たまらなく人間らしい!
わたくし歴史って全然興味なくて、歴史ドラマってだけで引いてしまうのですが陥落不能と言われていた基地をカリスマ性だけで攻め落とそうとするところとか、すんごい燃えるよ!脚本が素晴らしいためだろう、寝食を忘れてページをめくり続けてしまう文藝大作のように、歴史に興味ない人でも絶対面白いはず。
あと注目はめちゃくちゃ美しいアラブの衣装。世界ってほんと美しいなあ、と思った。「落下の王国」でやりたかったのってこういうことかなー、ともと思った。今週金曜までやってるので、まだ見てないかたはぜひ!
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2 件のコメント:
さっそく!やって来ましたよ!
さきほどはどうもありがとうございましたー。楽しかったです。
無事におうちに帰れたでしょうか。今頃は安らかな眠りについた頃でしょうか。。。
また今度ゆっくりお会いできたら嬉しいです。
ボ部への入部もお待ちしておりますよ!
「ヘルボーイ」も気になるけど、これ読んだら「アラビアのロレンス」も俄然気になっちゃいます。
どっちも今週末までなのね。
なんとか時間を作りたいところです。
<ナツさん
きのうはどーもですー!うとうとしちゃってすみませんテヘ なんとかかえれましたよ! ボ部、ぎりぎり入れそうなくらい切っちゃったw 次にお会いした時に入部の儀式しましょう!
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